概要
長谷川雅紀(ボケ・画像左)と渡辺隆(ツッコミ・画像右)によるSMA所属のお笑いコンビ。共に当時ピン芸人として活動し、同じSMA NEET Projectに所属していた2人で、2012年4月1日結成。
芸人を目指すきっかけとなったのは、長谷川は「海砂利水魚(現:くりぃむしちゅー)」、渡辺は「ダウンタウン」である。
2019年のM-1グランプリで準決勝に進出し、敗者復活戦にも出場。2020年には決勝に進出。その後テレビ出演を徐々に増やしている。
結成が遅かったため長谷川は56歳までM-1に出場できる。長谷川は2位に圧倒的な差をつけてM-1史上最高齢の決勝進出者となった。ちなみに2位は渡辺とおいでやす小田。長谷川は最歯少ファイナリストという肩書きも持っているらしいが、そんなことを調査した人は誰もいないので真相は不明。
錦鯉というコンビ名は、イベントのスタッフから「すぐにコンビ名を決めてくれ」という電話が渡辺の元に掛かってきた際、中国人富裕層が錦鯉を爆買いするというニュースがテレビに映っていたため、「じゃあ錦鯉でお願いします」と伝えたことで決まった。
2020年12月以降パチンコを活かした芸「CRまさのり」がネット上で話題になった。その中で披露したギャグ「レーズンパンは見た目で損してる」は「確かに」と思う人と「どこが?」と思う人に二分され、論争というほどでもない非常に小規模な議論が起こった。
M-1グランプリ2021、チャンピオン。
プロフィール
長谷川 雅紀(はせがわ まさのり)
北海道札幌市出身。ボケ担当。スキンヘッド。北海道北広島西高等学校卒業。
1971年7月30日生まれ。立ち位置は向かって左。衣装は上下白のスーツ。相方の渡辺曰く「突き抜けた馬鹿」。
年を取るごとに奥歯が1本ずつ抜け落ちた結果、奥歯はすべて抜け落ちてしまい、食べ物を噛むことができないため丸呑みしている。
渡辺からは「組んでみて、本当にこの人バカなことが分かった」といったことを言われている。渡辺からは、ずっと鼻をすすってることや爪を切らないこと、Tシャツなど服を替えないことなど、怠惰だという長谷川自身の生活面まで毎日のように注意されて気にかけられており、こういうことから長谷川は渡辺のことを「東京のお母さん」と表現している。
長谷川の芸風は爆笑問題の太田光も認めている程の底知れぬポテンシャルを秘めている。
札幌よしもとで久保田昌樹とコンビ「マッサジル」を組み活動をスタートした。解散した後はしばらくピンで活動し、数年後に再結成した。しかしこのとき久保田が「長谷川と一緒に今すぐ東京に行きたい」と言い出し、しかも東京よしもと所属を拒み他の事務所を紹介されても拒んだためフリーで活動することになった。しかし売れる前の2011年に再び解散、こうしてブレイクがどんどん遅れていった。久保田は2018年に死去した。
渡辺 隆(わたなべ たかし)
東京都出身。主にツッコミ担当。中央学院大学中退。1978年4月15日生まれ。立ち位置は向かって右。東京NSC5期生。衣装は上下黒のスーツ。2020年のM-1グランプリを機に紺のスーツに新調した。同じ事務所所属の芸人であるアキラ100%の芸名を考案した。
東京NSCに入り「ガスマスク」というコンビを結成した。その後移籍し現だーりんずの小田とコンビを組んでいた。
2021年1月27日放送のテレビ東京系『家、ついて行ってイイですか?』に父親と実家が登場している。(デイリースポーツより)