富士回遊
ふじかいゆう
JR東日本・富士急行が共同運行する特急列車。
データ
概要
富士山方面への観光需要を目的として、2019年3月のダイヤ改正に合わせて設定された特急列車。
主たる事業者であるJR東日本の列車が、協業者の富士急行線に乗り入れる形となっている。
土・休日運転の臨時列車であった「ホリデー快速富士山」「快速富士山」を前身としている。
同改正にて定期列車化と特急格上げが行われたが、同時に特急「成田エクスプレス」の河口湖駅発着の臨時列車の運行が終了している。
E353系使用の定期列車3往復は、千葉・新宿~大月間で特急「あずさ」もしくは「かいじ」との併結運転を実施。
そのため列車番号は「あずさ」「かいじ」に合わせている。
このほか土・休日運転の臨時列車が1往復(富士回遊91・92号)設定されており、E257系5500番台による5両編成での単独運転がされる。
下り列車を早朝新宿駅に出発するダイヤに変更する日もあり、2021年11月28日には「富士回遊95号(富士マラソン号)」、2022年1月1日には「富士回遊93号(富士初詣号)」を運行した。(上り列車は通常と同じ)
なお、2021年11月まではE257系500番台の波動用編成(基本的にNB-10編成、NB-11、12編成による代走あり)を使用していた。
「全車指定席化」と「座席未指定券制度」を実施しているが、富士急行線内のみの乗車は「座席未指定券」だけの発売となる。
また富士山~河口湖間のみの乗車の場合は乗車券だけで空席を利用できる。