概要
巨大化エネルギーとは本編における怪人『マシン獣』が巨大化するために必要なエネルギーの事。
これを幹部であるアチャとコチャの二人によって注入されることで巨大化するのだが、二人は最初からこれができたわけではなく、本編開始から数話進んで、『皇帝バッカスフンドの命令で改造を受ける事でこの能力を会得した』という経緯がある。
巨大化プロセス
マシン獣を巨大化させる手順は以下の通り
- オーレンジャーによってマシン獣が倒されると、戦場にアチャとコチャが駆け付け、「行きますよコチャ」「いいですよアチャ」と確認の掛け合いを取る。
- そしてコチャが変形して手足を収納して引っ込め、代わりにロープが出てくる。
- アチャがそれを掴むとハンマー投げの要領で大きく振り回す。
- その際に「アチャ~」「コチャ~」「アチャ~」「コチャ~」と二人の掛け声が餅つきの時のように交互に続く。
- そしてアチャに振り回されて遠心力がついて勢いよく投げ飛ばされたコチャは、マシン獣の残骸に着地する。
- そしてコチャの「巨大化エネルギー注入!」の声と共に、口から巨大化エネルギーをマシン獣に注入する。(その際に車のガソリン給油口のようにマシン獣にも似たようなものがあるのも見逃せない)
- そしてエネルギーを注ぎ込まれたマシン獣はコチャの「おっきくなってね」の言葉を受けて巨大化するのである。
余談
- 以上が巨大化プロセスだが、本編中盤からはコチャの確認の掛け合いが「任せんしゃい」に変化するようになった。
- 悪の組織の幹部によって怪人が巨大化する手段はギガファントムやスクスクジョイロなどいくらでもあるが、アチャとコチャによる巨大化エネルギーのように『悪の組織の幹部が二人がかりで倒された怪人を巨大化させる』というのは2022年現在、他に該当ケースが存在しない。
- コチャの「おっきくなってね」は実はコチャを演じた安達忍氏によるアドリブであり、その経緯も「巨大化させる時に呪文っぽい台詞をお願いします」と頼まれたのが理由である。
関連タグ
超力戦隊オーレンジャー マシン帝国バラノイア 執事アチャ 執事コチャ
スーパー戦隊の怪人巨大化の系譜
妖怪エネルギーの落雷 → 巨大化エネルギー → 芋長の芋羊羹