概要
1949年に設立。旧制千葉医科大学の流れを汲む難関大学である。
国立大学としては独自色の強い学部・学科が多いのが特徴であり、国際教養学部、法政経学部、園芸学部、看護学部は日本の国立大学においては本学でしか設置されていない。
また1998年に日本の大学として初めて飛び入学制度を導入、話題を呼んだ。
なお2020年度より授業料を引き上げる事を発表している。
キャンパス
- 西千葉キャンパス(千葉県千葉市稲毛区)
国際教養学部、文学部、教育学部、法政経学部、理学部、工学部が使用。
大学本部もここに所在している。
元々この場所には東京帝国大学第二工学部・生産技術研究所があったこともあり、現在でも東京大学生産技術研究所の敷地が隣接している。
- 亥鼻キャンパス(千葉県千葉市中央区)
医学部、薬学部、看護学部が使用。医学部附属病院もここに所在する。
前身の旧千葉医科大学の敷地に当たる。
- 松戸キャンパス(千葉県松戸市)
JR松戸駅徒歩約15分
園芸学部が使用。
元は最後の水戸藩主である徳川昭武が所有していた土地であったが、園芸学部前身の旧制県立園芸専門学校の学校設立に際して土地を売却したエピソードが残る。また隣接して徳川昭武の別邸であった「戸定邸」がある。
- 柏の葉キャンパス(千葉県柏市柏の葉)
園芸学部の環境フィールド科学センターが使用。
余談であるが最寄り駅名の「柏の葉キャンパス」は本キャンパスではなく東京大学柏地区キャンパスを指している。