サトシのカビゴン
さとしのかびごん
概要
CV:小西克幸
第96話「おおぐいカビゴン! だいパニック!」で初登場、サトシにゲットされた。
ザボンの実の産地であるザボン七島へ食料を求めて上陸し、ザボンを生っている樹ごと食い尽くし島二つを禿山にしてしまった。島から島へ渡る際には見事なバタフライを披露している。
電撃!ピカチュウでは次の島へ大ジャンプするというトンデモ設定がなされていた。
捕獲した当初はサトシの指示を全く聞かず食欲と睡眠欲を優先するが、後にサトシのトレーナーとしてのレベルが上がったためかきちんと起きて戦うようになる。
ゲットしたのはオレンジ諸島編中盤だが、前述した通り捕獲当初は試合に出すことすらままならなかったため公式戦への参加はジョウト編終盤のフスベジムからである。
お腹の脂肪による弾力である程度の攻撃を無効化し、桁外れのパワー(重さ120Kgのサイドンを「メガトンパンチ」一発で吹き飛ばした)と体力、そしてカビゴンとは思えない程の瞬発力とスピードを持つという実力の持ち主。
ネックスプリングで相手の攻撃を回避した後そのまま飛び上がって殴り倒したり、地面に大の字で倒れた状態から片手で倒立して攻撃を躱す、はかいこうせんを地面に打ち込み反動で空中高く飛び上がるなどなど「ホントにカビゴンなのか?」と思わないでもないが、ちゃんとカビゴンです。
ノーマルタイプの高火力技を中心とした技構成ではあるが、れいとうパンチを覚えている為ドラゴンタイプ相手でも互角以上の戦いを繰り広げている。
AGのBF編では本来苦手なかくとうタイプであるチャーレムとハリテヤマに、きあいパンチやらとびひざげりやらで散々殴られたにもかかわらず耐えきり2連勝したという記録も持つ。
ちなみにこの試合では技4つ制限が明確になったAG以降では珍しく技を5つ使用していたりする(「まもる」「れいとうパンチ」「はかいこうせん」「ねむる」「のしかかり」)。
この高い実力のためか、サトシの手持ち最強メンバー候補として数えられることがある。ちなみに、同じく最強メンバー候補であるピカチュウ、リザードンとの共通点は「最初は言うことを聞かなかった」という点である。
しかし負けるときは結構あっさりやられる。シゲル戦ではハッサムの猛攻になすすべなく敗北、ハヅキ戦ではヘルガーの「カウンター」の一撃で倒された。但しいずれの試合も事前に二タテしており、出場した公式戦では必ず1勝はしている。
動きが鈍重な重量系ポケモンの扱いが下手な傾向にあるサトシにとっては、重量級らしからぬ機敏な動きと無茶な指示でも応えられる耐久力を併せ持つこのカビゴンは得難い戦力と言えるだろう。