※この記事には、RPG『Undertale』のネタバレが含まれています。
* 〇〇体 のこっている。
* しかし だれもこなかった。
* ケツイ。
概要
ゲームにて三つあるルートの内の1つで、いわゆるバットエンドルートとなる。正式名称は「Genocide(ジェノサイド、殺戮)ルート」。
序盤のいせきから一定以上のモンスターを殺すとこのルートへ分岐し、ルートを継続させるには各エリアにて同様に一定以上のモンスターやイベントで戦闘が回避できないモンスターを殺す必要がある(ルートを中断した場合は「Neutral(中立)ルート」に突入する)。
ルートでは一部ナレーションの文字が赤くなるなどの特徴があるが、特に大きいものとして主人公であるニンゲンに「一般的な慈悲や論理観が著しく欠落している」様な描写が多く描かれるようになる。パピルスのパズルを勝手に素通りするなどプレイヤーの意思に反して勝手に行動することも多くなり、また各エリアではニンゲンを脅威と思い避難するなどしてほとんどのモンスターがいなくなり、一部のキャラクターからは「まともに人間扱いされない」始末となる。
通常とは違いイベントや会話もかなり削減されており、行動もかなり制限されるが、このルートでしか発生しないイベントやボス戦が存在することも大きな特徴の一つである。またそのイベントや戦闘も、精神的にこたえるものがある為、生半可な気持ちでのプレイは推奨されない。
物語の展開
ラスボス戦
ルート終盤では、アズゴアの元に辿り着く前にとある人物との戦闘が発生する。
モンスターを全て殺しLV(LOVE、ぼうりょくレベル)が19になることが条件で発生するイベントであり、Gルートで最後の戦闘となる(一応、この後も戦闘となる場面が存在するが、プレイヤーがまともに操作しなくとも終了するので、プレイヤーが操作して戦わなければならない戦闘としてはこれが本当に最後となる)。
他のルートでの戦闘やラスボス戦、同じルートで戦う強敵と言えるボスと比較しても、その難易度はそれらを凌駕したあまりにも鬼畜と言える程で、皮肉にもその無理ゲーさからこのルートを中断したプレイヤーも少なくはなく、もはや伝説とも言える戦闘となっている。
ラスト
ルートの最後のシーンでは、作中で唯一故人であるはずだった人物が登場を果たし、会話することとなる。
プレイヤーが最初にニンゲンに付けた名前を持つその人物曰く、主人公のLOVEが最高に上がったため、死の淵から蘇ったと語り、プレイヤーにここにはもう自分達に必要なものは何もないと世界を消し去り次に進もうと提案してくる。
そして表示されるけす・けさないの選択肢では、どちらを選んでも世界は消滅し、そこでゲームは強制的に終了される。再びゲームを起動させても、もうその画面には何もないが……。
関連タグ
Toriel Papyrus Undyne(???) Mettaton Sans Asgore
Aルート:次回作『Deltarune』における別ルート。突入方法はやや異なるが、Gルートと似たような性質を持つルートである。