概要
『Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場するキャラクター。
別の地方からヒスイ地方へやってきた、今作におけるポケモン博士。
ラベンダー色のニット帽とも頭髪とも取れる頭が特徴で、名前の由来もそのまま『ラベンダー』からと思われる。
ギンガ団の調査隊に所属しており、ポケモンの生態を研究をしながら、ポケモン図鑑の完成を目指している。
ヒスイ御三家が逃亡している中、海岸に倒れている主人公を見つける。
丁寧な言葉遣いを絶やさない温和かつ脳天気な性格。
時代背景の価値観に合わせて「ポケモンは危険な存在」という発言をしているが、彼自身はポケモンの持つそれ以外の面も理解している。胡乱な経緯を持つ主人公も、ポケモン達が惹かれたという理由で信用した程。
出身地について今のところ明言はされていないが、彼の手で書かれたと思われる図鑑の説明文には故郷にダイオウドウがいたという情報や黒板に書かれている文字が似ている事から、ガラル地方ではないかと思われる。
気になる子孫の存在だが、上記のガラル地方らしき文化を知っている事や褐色、会話モーションの類似からホップとその兄のダンデだという説、目の色と褐色肌、そして服装からハプウだという説、外国人風の驚き方や同じハーブ関連が名前の由来であるメリッサ、博士というポジションと姿勢やルックスからオダマキ博士だという説など様々な説が飛び交っているものの、ラベン博士は本作の中でも露骨に過去作のキャラクターを意識したデザインではないため、これらは憶測の域を越えていない事を留めておこう。
余談だが、ラベン博士はベースキャンプに必ず滞在しているという仕様上、主人公がどれだけ早く別のベースキャンプに移動しても、先回りするかの如くいるため、謎である。
モチーフは“Boys, be ambitious.（少年よ、大志を抱け）”で有名な札幌農学校（現・北海道大学）の初代教頭ウィリアム・スミス・クラーク博士と思われる。ただし、クラーク博士自身はアメリカ人である。
