概要
「ウマい!安い!おもしろい!全日本びっくり仰店グランプリ」というタイトルで2019年8月と2020年5月に金曜19・20時台の2時間特番として放送されたのち、2021年4月から火曜19時台の番組としてレギュラー化、日本テレビ系列局全27+1局にて放送されている。中京テレビの全国ネットゴールデン番組は「サルヂエ」以来となる(ただし「サルヂエ」は日本テレビとの共同制作だった)。在名局全体ではNHK名古屋の「超絶凄ワザ」以来となる。VTRの制作も東京支社ではなく名古屋本社で行っている。司会はヒロミと小峠英二。なお特番時代は小峠の代わりに高田純次が司会を務めていた。
ちなみに特番時代は日本テレビと同時ネットで放送していたテレビ宮崎(原則フジテレビ系列局)ではレギュラー版は休日の穴埋め番組に移行した一方、特番時代放送がなかったテレビ大分(やはり原則フジテレビ系列局)ではレギュラー版については日曜14時台に番販購入という形で放送されている(さらにはTBS系列局約1局でも半年遅れながら金曜16時台に放送)。
日本各地のオモてなしがすごくてオモしろくてウマい店を紹介する番組。
この番組が生まれたきっかけは、同局で放送している番組「PS純金」が三重県亀山市でびっくりやという店を発見したこと。店主の4兄弟の面白さゆえに何度も取り上げられた。
実はこの番組は、「PS純金」をほぼそのまま全国版にしたものなのだ。板一枚だけのセット、「テレビの前のみなさーん」で始まるオープニング、ナレーションは最小限で出演者にツッコませる方式、ズームのときの効果音、「二階が自宅の店は安くてうまい」という法則などはすべてPS純金と全く同じ。ちなみにPS純金はLocipoで配信されているので地域に関係なく見ることができる。
ひとつの店を長期間にわたって取材する。料理よりも店の人や常連客に着目することが多い。「エアコンが壊れた」「取材スタッフに剥製をプレゼントした」など全く料理に関係ない要素も多く時間を割いて放送する傾向がある。
よく登場する店
※複数回登場した店のみ掲載
- ふくろう(山形県)
鮭川村にある蕎麦屋。スタッフが取材を終えてホテルに戻ろうとすると必ずお土産をくれる。剝製や雛人形などかさばるものばかりくれる。もらったお土産は中京テレビ゜のオフィスに飾られている。
- 珉珉(茨城県)
レギュラー初回で登場した店。店主の「騒ぐんじゃねぇ!」という発言は大きな衝撃を与えた。
- 味のイサム(埼玉県)
店が忙しいということで番組スタッフがアルバイトをすることになってしまった。スタッフはあまりにも店主と仲良くなりすぎて、お墓参りにも同行するくらいになった。取材後火事になり長期休業を余儀なくされた。
- 吉田食堂(福井県)
ロングソフトクリームが名物。あまりにも注文が多いので作り置きして冷凍保存している。ロングソフトを食べる様子だけで1時間放送するという挑戦的な回もあった。
- 夢の中へ(静岡県)
取材している最中にエアコンが壊れてしまい、料理の安さよりもエアコン故障のほうがフィーチャーされるようになってしまった。新しいエアコンを設置するシーンを放送するだけのために週またぎした。
追記
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