「真紅眼の進化は究極を目指す!」
プロフィール
人物像
デュエル・アカデミア内にファンクラブが出来ているほどの人気者。端正な容姿とは裏腹に、かなりのお調子者で自惚れな性格だが、デュエル技能は高く、かつては親友の丸藤亮のただ一人のライバルと呼ばれていた。
自分のサインは苗字の「天上院」をもじって「10 JOIN」と書いている。故にファンからは「JOIN」と呼ばれ親しまれている。他にも「ブリザードプリンス」と自称したりしている。長期に渡る失踪の為に出席日数が足らず留年し、アカデミアに残った。アロハシャツの関連でウクレレやマリンスポーツを得意としているが、どうやら変装も得意らしい。恋愛に関して万丈目準は彼の弟子らしい。
兄としての妹への思いは本物で、明日香を気遣うシーンなども幾つか存在する。その反面、兄妹でアイドル(ブッキー&アスリン)になろうと妹を引っ張り回すなど傍迷惑な行動も起こしている。因みに明日香の彼氏候補には亮、万丈目、遊城十代を挙げているが、最終話にて十代への寄せ書きに「明日香はまかせた」と書いていた。
十代より以前に墓守の世界にリープして、その試練を乗り越えて欠片のペンダントを受け取っている。この時に出会ったサラには思いを寄せられており、『タッグフォース3』では再会を果たす。
経歴
第1期において、セブンスターズの一人として十代と戦って敗北し、ダークネスの仮面から解放される。
なお、ダークネスの仮面は第4期において明かされるが、セブンスターズや影丸理事長の思惑とは関連はなく、仮面に操られていた彼を大徳寺と影丸理事長を利用していただけとのこと。
解放された直後はまだシリアスな雰囲気が残っていたが、万丈目のラブデュエルから本来の性格を見せ始めた。
第2期ではダークネスやセブンスターズの事件が原因で留年しているが、妹との学園生活を満喫するべく気にしておらず、むしろ明日香から素っ気なく扱われている。
また、ヘルカイザーと化した亮を救い出すべく、校長の要請を得てジェネックスでデュエルを申し込み、この時に再度ダークネスの力と共に挑むが、亮がリスペクトの精神を忘れていないことを察し、敗北を認める。
第3期では、中盤以降の異世界編まで出番はなく、仲間たちと共に十代に協力する(実は最初は渋っていたが、明日香の参加が決め手となった)べく同行する。しかし、暴走した十代を孤立させないように彼を追走した結果、逆に万丈目・剣山・明日香と共にメンバー分断の隙を突かれてブロンの邪心経典の生贄にされてしまった。
第4期では事件の根幹にダークネスが潜むことを察し、十代から過剰に詰め寄られ、ダークネスの記憶を取り戻すべく仮面を再び装着して十代とデュエルを挑み、その中で藤原優介がダークネスに堕ち、止めようとして逆に取り込まれた事を思い出す。
その後、ダークネスの本格的な侵攻により、デュエルアカデミア最後の一人となりながら藤原と再会し、彼に挑む。
そして、悪堕ちしようと彼の生還を喜び、友として相討ちに終わった・・・かに見えたが、それは吹雪の負い目であり、藤原が覗き込んだ吹雪の心の闇だった。
吹雪の覚悟と戦術を見抜いた藤原により、更に容赦なく叩きのめされてしまった。
ラストでは明日香と共に卒業している。
実力はあるが、展開の都合で全戦全敗及び結構不幸な来歴を歩んでいる人物でもある。そう思わせないのは、彼の性格と人徳であろう。
漫画での活躍
アカデミアの双璧の一角。
『キング吹雪』の異名を持つが、自ら愛着を込める様にと『フブキング』(吹雪の『ふぶ』+キング)と呼んでいる。
アニメ同様に気楽な部分が目立つが実力はアニメ以上とも思えるほどの実力を誇る。
アメリカ・デュエル・アカデミアの留学中でもデイビット・ラブを圧勝し、さらにはプラネットシリーズを使うジム・クロコダイル・クックをも圧勝し、さらにはジュニア時代ではエドより強かったそうである。
また男嫌いな態度を持っていて男相手には容赦しない上に、明日香を気にかけてる三沢の事を良くと思っていないらしい。
レジーの事を気にかけている為に大きなアプローチをかけており、その為当初は海外短期留学をしていたが、レジーが日本に留学した事を知ると、後を追ってアカデミアに戻ってきた。
使用デッキは『スフィアバード』モンスターを中心とした鳥獣族デッキ。
戦績は3戦2勝1敗で、ジムと十代に勝利している。しかも敗北したのはエド戦も、トラゴスティアの横槍で伏せカードを発動出来なかった事が敗因である。
意外な関係
アニメ版で使用するデッキには『真紅眼』を中心としたドラゴンデッキと、『漆黒の豹戦士パンサー・ウォリアー』と『スケープ・ゴート』入りの獣戦士族を中心としているデッキを使うなど、前作の遊戯王DMに登場した城之内克也が使用してたカードを使うなど、意外に彼との関わりがある。