レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
れっどあいずだーくねすめたるどらごん
効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、
手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外の
ドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
※どちらの効果にも名称指定の1ターンに1度の制約が追加された。
(1)の効果は自分のフィールドに存在する表側表示のドラゴン族1体をゲームから除外し、手札から特殊召喚することができる。ただし、裏側のドラゴン族を除外する事は不可能。
このカードはこの手の特殊召喚効果を持つモンスターとしては珍しく、普通にアドバンス召喚することもできる。
そのためハードアームドドラゴンをリリースしてアドバンス召喚することで耐性を付けたり、手札やデッキからこのカードを墓地へ送り蘇生するという事も可能である。
(2)は星とは関係なく、ドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する効果。
このカード自身も含めてドラゴン族の最上級モンスターが一気に何体も並ぶ様はまさしく圧倒的。
しかもドラゴン族にはこの種族専用のおろかな埋葬と言える効果を持つフィールド魔法竜の渓谷が存在し、未来融合-フューチャー・フュージョン-が禁止カードになる前はF・G・Dを指定することで一気に5体ものドラゴン族モンスターを指定して墓地に送る事ができた。
このカード自身も上記の墓地肥やしカードで真紅眼の飛竜を墓地へ送ることで容易に蘇生できる。
現在のカードプールでは黒鋼竜をストライカー・ドラゴンに変化することで即座に(1)の下準備ができる。
このようにこのカード単体で考えても場に出しやすくかなり強力な効果を持つモンスターである事に加え、フィールドから墓地に送られた時にこのカードを蘇生できるドラゴン族モンスターライトパルサー・ドラゴンとのコンボで互いを蘇生し合う事ができるようになった事や、このカードと相性の良いカテゴリである聖刻が登場したことでこのカードの高い展開力によって場を一気に制圧し、このカードを素材にできるエクシーズモンスターである超弩級砲塔列車グスタフ・マックスでとどめを刺す戦術が横行。
このカードは2012年09月に制限カードとなった。
その後、相性の良いカードとしてドラゴン族専用で強力な墓地肥し効果を持つ通常魔法竜の霊廟を始め、状況によってはこのカードの除外コストを逆に利用して更なる展開に繋げることもできる征竜まで登場したため、このカードは準制限以下へ制限緩和される可能性はかなり低いと見られていた。征竜については結局、そちらの方が短期間でカテゴリ内の全モンスターが禁止カードへの指定を含む厳しい規制を受ける事になるが。
そして、2018年10月販売のSAVAGE STRIKEにて追加されたドラゴン族サポートである新カテゴリ守護龍が猛威を奮った結果、2019年4月1日適用のレギュレーション改定により遂にこのカードも禁止カードとなってしまった。
11期にテキストが変更される。
例年の制限緩和のためエラッタ規制の一つで、パーフェクトルールブック2020に収録される。
ただし、今回は絵違い収録をすることでバランスを取ったようにも見える。
ちなみに、海外では禁止カードではなかったのだが、今後あちらでもエラッタが入ることになるだろう。
このカードは通常召喚できない。
「魔法反射装甲・メタルプラス」を装備した「真紅眼の闇竜」を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は、自分の墓地のドラゴン族モンスター1体につき400アップする。
このカードを対象にする魔法の発動と効果を無効にして破壊する事ができる。
手札を1枚捨てる事で魔法の発動と効果を無効にして破壊する事ができる。
遊戯王デュエルモンスターズGXにおいて、ダークネス吹雪の切り札「真紅眼の闇竜」がパワーアップした姿。
初登場はダークネス吹雪vs十代(2戦目)。
「レッドアイズ・スピリッツ」によって墓地から蘇生された真紅眼の闇竜に、永続罠「魔法反射装甲・メタルプラス」を装備することでこの姿へ進化した。
OCGの効果と異なり、真紅眼の闇竜のメタル化を意識した効果を有しており、魔法の発動と効果を阻害する能力を持つ。