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リング(鈴木光司)の編集履歴

2012/02/13 16:38:47 版

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概要

"見た者は一週間後に死ぬ"という呪いのビデオをめぐる物語。

都市伝説の「不幸の手紙」を題に取った本書は、その作中の通り、口コミで評判が広がり、ベストセラーとなった。

映画化、ドラマ化など多くのメディアメックスがされたが、それもまた作中の描写とリンクする仕掛けがなされている。

映画版の印象からホラージャンルとして見られることが多いが、シリーズ全体を俯瞰するとSF色が濃い。

また、著者の鈴木光司はホラー専門の書き手ではなく、シリーズの一部ではヒューマンドラマを成立させようと試みている。

本作の中心的な存在である山村貞子は、そのキャラクター性と映画版で見せたインパクトから、一躍話題の種となり、さまざまなパロディがなされた。

インターネット上の二次創作においては、萌えの対象となっている。

「リング」タグで見られるイラストの大半は、もはや『リング』ではなく貞子のイラストだが、「貞子」タグだけでは漫画君に届け』の主人公黒沼爽子も引っかかってしまうため(あだ名が「貞子」)、「リング」タグが併用されることもある。

シリーズ一覧

原作小説

いずれも角川書店刊。

『リング』1991年

『らせん』1995年

『ループ』1998年

『バースデイ』1999年

漫画

『リング』1995年 - 永井幸二郎作画。講談社刊

『リング』1999年 - 上下巻。稲垣みさお作画。以下、角川書店刊

『らせん』1999年 - 桜水樹作画

『リング2』1999年 - MEIMU作画

『バースデイ』1999年 - MEIMU作画

『リング0 バースデイ』2000年 - MEIMU作画

ラジオドラマ・ドラマCD

『リング』1996年 - 角川書店発売

映画

日本映画。東宝配給

『リング』『らせん』1998年 - 同時上映

『リング2』1999年 - 同時上映は『死国

『リング0 バースデイ』2000年 - 同時上映は『ISOLA 多重人格少女』

韓国映画

『リング』1999年

アメリカ映画

ザ・リング』2002年 - ドリーム・ワークス配給(アメリカ)。アスミック・エース配給(日本)

『ザ・リング2』2005年 - アスミック・エース配給

ドラマ

いずれもフジテレビ放送。

『リング ~ 事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念』1995年 - 二時間ドラマ。『リング 完全版』としてビデオ化

『リング~最終章~』1999年 - 連続ドラマ

『らせん』1999年 - 連続ドラマ

ゲーム

『リング』2000年 - ドリームキャスト専用。角川書店発売

『リング∞』2000年 - ワンダースワン専用。インフィニティ発売

『CRリング』2007年 - パチンコ藤商事

ジュブナイル

『リトルリングⅠ 死者からの手紙』2010年 - 鈴木光司原案。みずのあき作。角川つばさ文庫

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