概要
ブロッケンJr.とウルフマン(アニメではリキシマン)と言う、超人オリンピック・ザ・ビッグファイト出場経験のある正義超人によって結成されたタッグチーム。
『夢の超人タッグ編』において宇宙超人タッグトーナメントに出場する為に急遽結成されたインスタントチームであった。大会前には委員長ハラボテ・マッスルより「何が飛び出すか分からない危険をはらんだチーム」と評価されていた。
一回戦で、同じ正義超人同士のチーム2000万パワーズと対戦することになるが、試合開始直前に乱入してきた殺人遊戯コンビのツープラトン「地獄のネジ回し」によってあっけなく倒されてしまった。
作者曰く「単に余った者同士の組み合わせ」とのこと。
それ故か扱いは悪く、WSC用ゲーム『超人聖戦史』では、よりにもよって未登場のビッグ・ボンバーズの代役としてアシュラマンから弱体チーム呼ばわりされてしまっている。
しかし当人たちは深い友情で結ばれていたことも確かであり、『究極の超人タッグ編』ではブロッケンJr.がまだ死亡していたウルフマンに想いを馳せたり、『オメガ・ケンタウリの六鎗客』編では互いに語らうシーンも見せた。
フルメタルジャケッツとオメガ・グロリアスとの対決ではブロッケンJr.がかつて煮湯を飲まされた地獄のネジ回しを彷彿とさせる技を破り、それを見たウルフマンが涙ながらに喜びを見せる場面が描かれるなど、長い年月を経て不遇な扱いが改善されている。
その他・余談
劇場版第5作『晴れ姿!正義超人』ではタッグを再結成し、ザ・サンゾクーンの軍団と戦う。
ゲーム版では「モースト・デンジャラス・ラッシュ」というオリジナルのツープラトンが登場。
ウルフマンの張り手とブロッケンJr.のベルリンの赤い雨による激しいラッシュを繰り出し、最後は相手同士を渾身の一撃で叩きつけるという、その名の通りとても荒々しい打撃技となっている。
昔、小林友治(ケンドーコバヤシ)と村越周司が「モストデンジャラスコンビ」というお笑いコンビを組んでおり、名前の由来は本作のこのタッグである。