リーダー的概要
島袋光年が週刊少年ジャンプに連載した90年代末期のジャンプ漫画。
小学校が舞台ではあるが、「顔がセクハラ」とまで呼ばれる超絶濃い顔の主人公・たけしを始め、どう見ても中高生にしか見えないムキムキの小学生が数多く登場する。作品は不条理ギャグや下ネタが乱れ飛ぶ要するに低年齢向けの作風ではあるが、たけしの優しい心が生み出す人情話からドラゴンボールのような強さを数字で競うバトル展開など枠に縛られない作風。
1998年には単発アニメ『世紀末リーダー外伝たけし!』が放映された。監督・脚本は大地丙太郎、制作はAIC。
後に作者は『トリコ』で大ヒットを飛ばすが、読切版が掲載された2002年2号の『たけし』本編にもトリコが登場しており、「いや…え? オレは関係ねえだろ? 読切のキャラだし…今週号の」と発言している。
尾田栄一郎と同期であり、初期にモンキー・D・ルフィが1コマだけ登場している。
リーダー的不祥事
島袋の援助交際事件によって2002年に連載中断、最新刊も発売中止してしまったが2005年に完結編をスーパージャンプにて連載し無事終了した。
リーダー的登場キャラクター
たけし
本作の主人公。生まれたときから下の毛・胸毛・髭が生えそろっていた驚異の小学生(もっとも他の連中も小学生離れした容姿だが)。
人呼んで「リーダー的存在」。超人的な体力と残念な学力の持ち主で、得意技は筋力を瞬時にアップさせる「リーダーお肉」。リーダー的存在というだけあって器の大きい性格で、男気のある優しさを見せる。存在感がありすぎて困る男である。
ジャンプアニメツアー版でのCVはチョー。
ゴン蔵
ボス的存在。天然パーマのアフロがトレードマークのたけしの同級生。たけしを一方的にライバル視しているがなんだかんだで仲良しである。実力はたけしと互角かそれ以下。番外編の「リーダー的マンガ日本昔ばなし」シリーズではいっつも主役をはっている。