タマ&フレンズ
元々小学生の岡本タケシ君が描いた一匹の猫を捜すためのポスターがはじまり。そこに書かれていた「うちのタマ知りませんか?」がキャッチコピーとなり、1983年にグッズ化された。タマと仲間たちによる可愛いキャラクターが、OLや小学生を中心に大ヒットした。
アニメ
1993年と1994年の2度にわたり毎日放送制作TBS系列局にて放送されたが、実は第1シリーズと第2シリーズとではごく一部のネット局が入れ替わっており、両シリーズとも1局ずつ放送しなかった系列局が存在する。また、第1シリーズに関しては日本テレビ系列局約1局でも放送された。
3丁目に住む岡本たけしの飼いネコのタマが友達のネコや犬のキャラクターが次々に加わり繰り広げられているストーリーである。
たけしなどの人間達の描写は第1期では顔が見えないものだったが、第2期では顔も見えるものが多くなっている。
全体的に幼児向けでほのぼのした内容が多い一方、「生と死」や「戦争」などの重いテーマも取り入れられており、大人でもインパクトが残るようなエピソードも含まれていた。
アニメーション制作はグループ・タック。
アニメの放送終了後も、小学生向けの教育教材・文房具、荘内銀行・きのくに信用金庫のマスコットキャラクターなどとして、多く流通している。また、2004年には、キャラクターの誕生20周年を記念して、DVD-BOXも販売された。
主題歌
第1期
オープニング「愛は元気です。」
作詞 - 戸沢暢美 / 作曲・歌 - 谷村有美 / 編曲 - 西脇辰弥
エンディング「ボクらは仲間だタマ音頭」
作詞 - 里乃塚玲央 / 作曲・編曲 - 都留敦博 / 歌 - 笠原弘子
第2期
オープニング「元気だしてよ」
作詞・作曲・歌 - 谷村有美 / 編曲 - 小林信吾
エンディング「みつあみ引っ張って」
作詞・作曲・歌 - くま井ゆう子 / 編曲 - 大村雅朗
2016年10月から、ミニアニメという形で、三度アニメ化、TOKYOMXに加えてテレビユー山形(TBS系列局)や中京テレビ(日本テレビ系列局)とか朝日放送(テレビ朝日系列局)にて放送された。
2019年6月には、『うちタマ?!~うちのタマ知りませんか?~』のタイトルで四度目のアニメ化決定が報じられた。
詳しくはうちタマ?!の記事へ。
登場キャラクター
岡本家の飼い猫。頭の黒いブチが特徴。好奇心旺盛だが、後先考えずに行動することが多い。
花咲家の飼い猫。みんなのアイドル的存在。首に鈴とリボンを付けている。
豆腐屋の飼い犬。臆病でおっちょこちょい。タマとは幼馴染。
大木工務店の飼い猫。江戸っ子口調で話す。せっかちな虎猫。
新聞屋の飼い猫。頭の後ろに絆創膏を付けている。3丁目の裏道をよく知っている。
銭湯「松の湯」の飼い猫。みんなよりも年下で、子供っぽいところがある。
空き地に住む野良猫。知的でクールな猫だが、過去に悲しい出来事がある。
コンビニの飼い犬。足が速く、かけっこが得意。
家具屋の飼い犬。大阪弁で話す。世話好きでリーダーシップがある。
金持ちの倉持家の飼い犬。いかつい顔だが本当はタマたちと一緒に遊びたい。