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暴言を吐いた人物が「あいつが悪いんだ!」とか責任転嫁をはじめたことはないだろうか?

放言をのたまった人物が「わ……私はそんなつもりはなかった」とか言い訳を図ったことはないだろうか?

事故犯罪を起こした人物が「お、俺は悪くない!」とかゴネ得狙いに転じたことはないだろうか?

そんな場面に出くわした時、誰だってこうは思わないだろうか?

「巫山戯るな!!諸悪の根源はお前じゃないか⁉」

※以下、漫画『左門くんはサモナー』第1巻第6話のネタバレを含みます。ご了承ください。

これは、同作序盤に発生した「喜劇」である!!

センシティブな作品

誰だよ 気安く話しかけんな概要

前回第5話にてヒロイン天使ヶ原桜の処遇をめぐって対決した左門召介ネビロスであったが、今回も引き続き問題を起こす。

とある日の学校の昼休み中、ネビロスは左門の下へ予告状を送り付ける。内容は、

悪魔を送ったから首を洗って待ってろ、死ね」(意訳)

そしてネビロスが放った悪魔の刺客を左門が軽やかに避けた結果、なんと桜を誤爆してしまうことになる。

悪魔の正体はシェイプシフタ

取り憑いた相手とソックリな外見に擬態しながら本人と真逆の思考回路の言動をまき散らす変身悪魔であった。

案の定、桜とソックリに変身したシェイプシフタを、桜を昼食に誘いに来た彼女の親友嬉村笑美が間違って話しかけてしまう。これが悲劇()の始まりであった…

笑美「おっ!てっしー 昼飯いかねー?」

シェ「誰だよ 気安く話しかけんな貧乳

笑美「おゥッ・・・」

普段は天使と渾名されるほどの人格者であった桜(に擬態した偽物)から暴言を吐かれ硬直する笑美。彼女がうつむいている間に暴言を吐いた偽物は逃亡してしまい、駆けつけた桜は必死の言い訳を始める。

桜「え 笑美!ええと今のは…」

笑美「お前は…」

桜「え?」

笑美「じゃあお前は巨乳だってのか!?ああ!?

桜(存外キレてる!!)

なんと笑美さんは桜のキャラ崩壊に対するツッコミよりも、自身のコンプレックスを刺激されたことのほうがショックであったようだ。

ちなみに桜は貧n…もとい笑美さんよりも十分にグラマーな体型をしており、恐らく彼女にとっては日頃から葛藤の元であったのであろうか…?

何はともあれ桜本人にとっては濡れ衣でしかないので、引き続き釈明は継続される。

桜「え 笑美 それ言ったの私じゃなくて…」

笑美「あん!?だったら誰だよ お前が始めた戦争だろうが!!

桜「お 大げさだよ」

笑美「胸の小せぇ女が大きなこと言うなってか 言うじゃねえかてめぇ

ヒートアップし過ぎて一方的な会話のドッジボール状態と化してきたために、桜は「会話にならねぇ」と匙を投げ、キレまくる親友を放り出して左門と共にシェイプシフタ捕獲へと動き出すのであった。

ちなみに桜に化けたシェイプシフタが学校中で放送禁止用語や「雁首並べて気持ち悪いんだよダニども」等の大暴言を連発した為に一時はパニック状態になるが、

逆にあまりに日頃の桜の言動とかけ離れた言動ばかりであったために、事件は後日には「集団ヒステリー」や「プラズマ的なアレ」と解釈され、桜本人の評判に影響がでることはなかったとさ。

じゃあお前は反響だってのか!?ああ!?

センシティブな作品

この一件で笑美の貧乳キャラが確立すると共に、そのネタ臭溢れるセリフが一部で話題になるに至った。

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