概要
セガのアーケードゲーム、およびそれを原作としたテレビアニメ等のメディアミックス作品。タイトル通り、『恐竜』を題材にしている。
「甲虫王者ムシキング」の後継作になる予定だったが、ムシキングの人気が高かったため、恐竜キングの導入が延期された。
そんな中で、タイトーがゲーム内容やシステムが似ている「ダイノキングバトル」を発表したことに伴い、見切り発車的に稼働が決定。急な展開を迫られたことで筐体が不足し、ムシキングの筐体をそのまま使用した店舗もあった。
このため、タイトーとは一時裁判沙汰になったが、のちに和解した。
テレビアニメ
メ~テレ制作・テレビ朝日系列のニチアサキッズタイム第1枠で放送。この枠初のハイビジョン制作作品。
第1期は2007年2月から2008年1月まで、その続編となる第2期は同年2月から8月まで放送された。タイトルは「古代王者恐竜キングDキッズ・アドベンチャー」とその続編(第2期)「古代王者恐竜キングDキッズ・アドベンチャー翼竜伝説」である。
広告代理店は19年間メ~テレアニメを担当した東急エージェンシーから平成ライダーやプリキュアと同じアサツーディ・ケイに変更。
また、後継番組『バトルスピリッツ』シリーズからは改編時期が秋に切り替わったため、本枠における2月開始の番組としては最後の作品になった。
あらすじ(第1期)
6500万年前の白亜紀後期、地球上の恐竜たちは宇宙から降ってきた巨大隕石により絶滅した。
それから現代の地球。
ある日の朝、空から小さな隕石が降ってくるのを目撃したDキッズの古代リュウタ。同じメンバーであるレックス・オーエンと竜野マルムとともに隕石が落ちた場所へと向かう。そこにはそれぞれ紋章が異なる三つの石板と本物の恐竜、「トリケラトプス」を封じ込めたカードがあった。リュウタはそのトリケラトプスをガブと名づけて連れて帰り、リュウタの父親で古生物学者の古代剣竜に相談し、調べてもらうことにした。
そんな時、突然ティラノサウルスを連れた秘密結社アクト団がリュウタたちの前に現れ、ガブを狙い襲い掛かってきた・・・・・。
登場人物
- 古代リュウタ: 主人公の一人である、茶髪の少年。
- レックス(レックス・オーエン):主人公の一人である、アメリカ出身の金髪の少年。
- 竜野マルム:主人公の一人である少女。もともとはアニメオリジナルキャラクターだったが、のちにゲーム版に逆輸入された。
- 宇宙海賊ザンジャーク
- アクト団
関連イラスト
関連項目
- どうしてこうなった - AAの元ネタがアニメ版エンディングにおけるダンス「ドッシンシン体操」の振り付け。