ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

たぬかなの編集履歴

2022-04-14 01:41:25 バージョン

たぬかな

たぬかな

日本の女性プロゲーマー。『鉄拳』のシャオユウ使いとして知られていた。現在は不祥事により事実上引退している。

プロフィール

本名谷加奈
生年月日1992年11月21日
出身地徳島県徳島市
身長150cm
所属CYCLOPS athlete gaming・Team GRAPHT→フリー
学歴徳島県立科学技術高校卒業

経歴

両親と2歳上の姉、2歳下の弟の5人家族で育つ。元々父が『バイオハザード』などをプレイする様子をきょうだいと眺めたり、自分でもスーパーファミコンのソフトで遊ぶなどゲーム好きではあったが、高校時代に同級生とゲームセンターに遊びに行ったことをきっかけに『鉄拳』シリーズに触れ、のめり込んでいく。当時は女性プレイヤーの数も少なく、また女友達と3人で制服姿のままプレイしていたことから、一部の掲示板で話題になっていたようだと語っている。


高校卒業後は建築士として一般企業に就職。しかし、1年ほどで会社が倒産してしまったためアルバイトを経てアパレルの会社に転職する。就職してからもプレイは続けており、アパレル会社は活動に理解があったことから、土日の大会や徳島県外への遠征試合も参加していた。


2016年11月に、eスポーツチームCYCLOPS athlete gamingの公募を受け合格。当初は兼業のつもりであったが、チームの運営会社から「月給を出すので専業にならないか」と誘われ、勤めていた会社を辞めてプロゲーマーとして独立する。日本の女子プロゲーマーとしてはチョコブランカに次いで史上2人目となった。

大阪に移住し、プロゲーマーとして本格的に活動を始める。2017年3月にはTeam GRAPHTにも所属することとなった(2020年3月に契約終了)。また、2018年からはレッドブルがスポンサーとなった。

プロゲーマーとしては大会への出場に加え、テレビ番組やイベントなどメディアへの顔出しも積極的に行っていた。また、eスポーツの普及を目的にインターネット上での配信活動に力を入れていた。2019年には関東に移住している。


2020年ごろからはコロナ禍の影響で大会自体の数が激減したこともあり、YouTubeTwichMildom等でのストリーマーとしての活動の比重が大きくなっていた。


2022年2月、後述する不祥事により、所属していたCYCLOPS athlete gamingおよびスポンサーとなっていたレッドブルからの契約解除が発表された。その後動画配信サイトの投稿も削除されている。

公には引退宣言を行っていないものの、事実上引退の状態にある。



大会戦績

Douyu U-League 3 The King of World 鉄拳TAG2・優勝

Final Round XX 鉄拳7 2on2・準優勝

CELLPRO CUP Online 鉄拳7・3位

鉄拳7 Fated Retribution THE KING OF IRON FIST TOURNAMENT 大阪ラウンド 女子1on1部門 鉄拳7F・準優勝

持ちキャラ:シャオユウ


問題発言による炎上

2022年2月15日、Mildom内での配信にて、自宅でUberEatsを利用した際に男性配達員から連絡先を尋ねられ、困惑した、住所も知られているので恐怖を感じたと言及。また、その配達員が身長165cmほどであったことに触れ、恋愛の対象として興味が持てなかったという旨の発言をした上で、「165(cm)はちっちゃいね。ダメですね。170ないと、正直人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください」「骨延長の手術を検討してください。『骨延長手術』で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」などと発言した。また、これを注意した視聴者に対し「ほんまちっちゃい男に人権あるわけないだろお前、調子のんな」と反応していた。

配信の中では女性に対しても「Aカップは人権ない」とも発言している。(※たぬかな本人は自分のプロポーションに自信があるのか、タンクトップ姿で配信を行ったり、水着姿の写真をTwitterで公開するなどしている)


元々(一部の)ゲーマーの間では、「すべての人間が生まれながらにして有している当然の権利」である基本的人権に喩えて、ゲーム内の強力なアイテムやキャラ、装備品などに対し「その装備やキャラを所持して初めて、そのゲームのプレイヤーとして権利が得られるような存在」「プレイヤーなら誰でも持つべき」というような意味合いで「人権」という表現が使われている。→Ludusにおける用語解説

たぬかなは本来の意味での「人権」ではなく、ゲーマー内での用語としての「人権」に近い形で、「身長170cm以下の男性は個人的に興味の対象外、また社会的にもそういう風潮があると思う」というニュアンスで発言したものと推測される。


しかしながら「人権ない」という表現を実際に人に対して使うのは不適切であり、発言力の強いプロゲーマー・ストリーマーとして、社会人として責任感に欠ける言動であると問題視された。

これに加え、たぬかな自身も2021年のインタビューで、「ゲームプレイとは関係なく、女性蔑視や容姿についての誹謗中傷に苦しめられた」と発言しており、「いわれなき差別に悩んでいるはずの側が、他人に対しては簡単にルッキズムを露わにして攻撃を加えるのはダブルスタンダードではないか」という指摘もあった。


同日中にTwitter上で「配信の内容をヘイトスピーチだと指摘されました。そういう意図ではありませんでしたが、不快に思われた方が多かったようなので撤回します、すみませんでした。高身長が好きって言いたいだけでした… いつもの配信の身内ノリで口が悪くなっちゃいました、ごめんなさい〜…」と謝罪コメントを投稿。しかしあくまで軽い様子であり、この謝罪によりますます炎上が拡大することになった。


これ以前にも、配信中にアンチに対して「自殺しろ!」などの自殺教唆と取れる発言、無職や低収入の人物に対して「生きてる価値もない、低所得で正社員にもついてないような社会のゴミオブゴミ」などと侮辱するような発言があったことが確認されており、同じくシャオユウ使いの女性プレイヤーとして知られるゆうゆうが、自身と写る写真がまとめサイトに使われるなどして、誤解を招くようなことがあったとして「いい加減迷惑です」といわゆる「空リプ」を送るなど、過去の問題のある言動が掘り返され炎上がさらに拡大した。


2月16日にCYCLOPS athlete gamingから「(たぬかな氏の発言は)プロ選手としての立場に対する自覚と責任に欠けた発言。処分を検討する」と発表。また、本人もTwitterで正式な謝罪文を投稿している。

17日にCYCLOPSが「配信中における不適切な発言と姿勢は決して容認できるものではない」との立場を表明し、たぬかなの契約解除を発表した。また、スポンサーであったレッドブルは公式発表こそなかったもののらサイトからたぬかなのページが削除されたことが確認されている。

更にこの騒動の煽りを受け、CYCLOPSのマネージャーを努めていた「Kbaton」についても、過去Twitterに投稿していた差別的発言や侮辱行為が問題視され2月18日に契約解除に至っている。


なお、たぬかなはそもそもSNSや配信などでの過激な言動を活動スタイルの一つとしており、本人もかつて「(問題発言でクビになるとしたら)80回くらいクビになってるから」と配信で発言したことがある。さらに、ウメハラこと梅原大吾は、たぬかなの問題発言があった配信の前日にたまたま「格ゲーマー悪口五神決めようぜ、口が悪い唯一神はたぬかなとして」と自身の配信で発言しており(あくまで冗談の範疇であり、「五神」の中にはウメハラ自身も含まれている)、ゲーマーの間では周知の事実であったといえる。このため、過去に言動を指導せず放置していたCYCLOPS側の対応にも問題があるのでは、という意見もある。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました