概要
風の邪神の眷属の少年と水の邪神の眷属の女性のコンビ・カップリングタグ。
本来ハスター星人とクトゥルー一族は仲が悪く、彼女たちも最初は敵対していた。というのもハス太の父親の経営する会社はルーヒーの勤めていた所のライバル社であり、後腐れなく交際できたのはルーヒーが失脚、退職してからの話である。
原作小説では真尋が「彼らが仲良くする分には、まあ種族の境界を越えた絆が現れることに関しては応援すべきなんだろうし、外から見た感じでも仲のいい姉弟みたいで微笑ましい」と述介する描写がある。その後も彼女はアト子がハス太に抱擁したのを見て動転しまくったり、ニャル子に「こんなに広い部屋ならハス太君が下宿しても問題なさそうですね!」とからかわれて吹き出したり、二人で喫茶店デートを行ったりと、清い交際をしているような描写がある。ハス太が天然なせいもあってかルーヒーが振り回される様なシーンが多く、真尋からは「男で身を滅ぼすタイプだなあ」と言われている。
ぶっちゃけた話、クトゥルーとハスター以外の邪神たちにとってはどうでもいい、むしろ歓迎すべきことのように思われているようで、打算も踏まえてニャル子やクー子からは応援されている。
アニメ版においてもプールでのデート描写で一気に信者を増やした模様。
アンソロコミック「放浪ハスターはどこまでも」(作者は『アリスと蔵六』の今井哲也)においてはハス太が自身の夢の世界で「誰か」を探し求めて歩いていた折、もう一人の自分=黄衣の王(原作やアニメに登場したシリアスモードではなくかなりハッチャけている)から「自分の考えに素直になれ」と背中を押され、旅の果てに新妻になったルーヒーと出くわしてしまい跳ね起き、以降はルーヒーを「そういう」目でしか見れなくなってしまい赤面するというオチになっていた。
『這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム』においてはルーヒーがハス太にホの字になっており、「この部屋にももう1人住んで欲しい人がいる」とクー音に漏らしている。