夏忌
しぁじー
何人も「繋がる者」からは逃げられないよ。
プロフィール
所属団体 | 蟲 |
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階級 | 極東本部長 |
身長 | 199cm |
体重 | 87kg |
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
好きなこと | 絶対に勝てる勝負 |
特技 | 危険察知 |
概要
『ケンガンアシュラ』、『ケンガンオメガ』に登場する人物で、作中で暗躍する組織『蟲』の極東本部長。右手の甲にムカデのタトゥーを入れた長髪の男。その風貌は山下健蔵から「猩々」と形容された。
「無問題(モウマンタイ)」や「すべては『繋がる者』のために」が口癖。
戦闘スタイル
闘技者ではないため体術を遣っている描写はないが、長い袖に仕込んだ長い針状の暗器による暗殺を得意としている。
それゆえか正々堂々の勝負ではあまり強さを見せておらず、成島光我の一撃に反撃できなかった(あえてしなかった?)り、呉雷庵の攻撃をマトモに受けたりで、実力的には十鬼蛇王馬に「そこまで強え奴には思わなかった」と言われている。
しかし並み居る護衛者たちの警戒を掻い潜って守護者の蘭城の暗殺と届け物の任務を完遂したり、"外し"状態の呉雷庵の手加減なしの攻撃を2度も受けてなお生き延びたり、王馬・雷庵・片原烈堂の3人を相手に気配を察せられることなく逃げおおせるなど、底知れない能力を持っているようだ。
情けない姿を見せ続けたが本人の身体能力の高さや実力は本物で『鼠に産まれるはずだった龍』と称されるほど。今までは相手が作中最高峰の実力者だった事と病的に憶病な性格が災いしていた。
活躍
『ケンガンアシュラ』
最終話で初登場し、秘かに願流島に侵入し護衛者の監視を掻い潜って守護者に潜入していた蘭城を暗殺後、器官培養によって用意された新しい王馬の心臓を置いて去り、間接的に王馬の命を救う。
『ケンガンオメガ』
弟子達に拳願会所属企業の社員や闘技者の顔に整形手術を施し、拳願会に潜入させ臥王龍鬼をマークさせていたが、幽崎(偽)の独断専行が原因で龍鬼に全員殺害されてしまう。ただ、もっと深い所まで「楔」を打ち込んでいるため、末端の損耗については全く気にしていない様子だった。
山下商事を盗聴して王馬の遺髪と龍鬼の毛髪を奪取、数ヶ月後、山下一夫が『蟲』の情報に触れたその日に自宅に侵入して一夫と成島光我に接触、さらに付近一帯に大勢の弟子を放って彼と光我を追い詰めていく。だが、これらの行動は拳願会上層部には筒抜けで、河川敷で山下を追い詰め始末しようとした際に、駆けつけた王馬と雷庵により弟子たちを蹂躙され、自らも命乞いを無視され「外し」た雷庵から本気で殴られる。普通なら死ぬほどの一撃であったが、2人が少し目を離した隙に気付かれることなくその場から逃げ出すことに成功、雷庵への復讐を誓う。
なお、口封じのために弟子たちには事前に遅効性かつ致死性の毒物を服用させており、時間内に解毒剤を飲めなかったので、生きたまま護衛者に捕縛された者も毒が回って全員死亡している。
それから約1ヶ月間は雲隠れしていたが、王馬を確保するために、拳願会と煉獄の対抗仕合の会場となる神殺ドームに侵入し、エドワード・呉と再会している。
ここから小物化が加速的に進みエドワードに掴まれた際は殴らないように懇願している。
また、失敗が原因かそれとも最初からそうする予定だったかは不明だが、上層部から切り捨てられてしまった模様。
成島丈二と暮石光世にしばらく身動きができなくなるほどボコボコにされたが不自然な脱出をしてこの場を切り抜けた。
それから2年は浮浪者に身をやつし日本国内に潜伏していたが、結局見つかってしまい頭領の夏厭と『繋がる者』申武龍の前に突き出される。
申の威圧感に終始怯える中、弟である厭に任務を放棄していたことを咎められ拳願会を引っ掻き回してこいと命令を受ける。兄である自分に対する口の利き方に腹を立てつつも後がないとして奔走するのであった。
ちなみに浮浪者として潜伏していた2年もの間、拳願会の監視下に置かれていた