CV:保村真
概要
運び屋であり、レオと同じく第二世代でビジネスパートナー。
後にバズ自身の口から「以前まではずっと1人で活動していたが、5年前に事故に遭って動けなくなっていた所をレオに救って貰い、それ以来の付き合い(要約)」と告白している。
おおらかな性格で悪人ではないのだが、物欲と金銭欲が強く21世紀の遺物である機械(特に使用可能な物品)等、彼から見て『お宝』に相当する物が絡むと、例え軍の領土の物であっても、色々な屁理屈を捏ねては物色しようとする悪癖の持ち主。
その他にも、ビジネスライクが過ぎて金儲けを優先した結果、時にメンバーと衝突してしまう等、良くて現実主義者、悪ければ拝金主義者なのが玉に瑕。
欲に目が眩んだ状態になると、リジェネレーションキューブの情報のなさに焦るレオに「使命よりも今生きるのが大事(要約)」と大人として諭すも、その後リジェネレーションキューブがあると思われる場所で、それの代わりに大量の宝石(バズ曰く「水晶」)の原石を発見するや、それをどうにか運び出そうと考える、危険を察したレオから「命とお宝、どちらが大事!?」と尋ねられるや、「お宝だっ!!」と即答する等、上記の諭しを前言撤回する俗物ぶりを発揮した。
但し、決して利己主義でも守銭奴でもなく、アルドリッジが搭乗するオメガレックスとの決戦の際、本来は金儲けの為に秘匿・所持してた『ロングバスターキャノン』のリジェネレーションカートリッジをレオのライジングライガーに投入する等、なんだかんだでレオの為なら採算を無視した行動を見せる。
運び屋の職業柄、多方面に顔が広く交渉術に長けており、彼の口八丁で軍の検問を突破する場面もある。
又、現実主義のバズの目線は、若干夢見がちな(故に地に足が着いていない考えに陥り易い)レオにとって良い意味でストッパーになっており、(金銭が関わらなければ)良い兄貴分である。
相棒ゾイドはおらず、移動手段は21世紀のジープ。
加えて操船技術も独自に取得しており、上記の交渉術も合わせて戦闘以外では色々と器用な人物。
髪を下ろすと、ある意味男の色気を漂わせる……が、拘りから起きている時は常にセットしている上、前述の面から自分でそれをダメにしている感が否めない。
最終回では、共和国専属の運び屋の契約を取り付けたのだが、相棒のレオが「父の後を継いで、地球考古学者になる為、世界中を旅する」と告げ、更にレオの旅にサリーが同行すると知るや、自身も上記の契約を破棄し、また以前の様にレオ達と旅をする旨を告げるバズ。
……しかし、その時レオから「バズはいらないよ」(原文)と一蹴されてしまったが。
余談
ゾイドアニメシリーズの主役サイドでは珍しく、自分用のゾイドを所持していない若い男性になる。
少々残念な言動が目立つものの、彼のその様は時に重過ぎる展開においては、一服の清涼剤になっている為、良きコメディリリーフとなっている。
尚、バズを担当する保村氏は『ゾイドフューザーズ』で、ブルーシティ治安局のデイドを演じていた。
関連タグ
アーバイン:ゾイド-ZOIDS-の登場人物で若干夢見がちだった少年時代の主人公に厳しくもアドバイスし、時には協力する年長者繋がり。