ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

クイーンステークスの編集履歴

2022-05-12 01:33:07 バージョン

クイーンステークス

くいーんすてーくす

JRA札幌競馬場で行われる牝馬限定重賞。メイン画像は2000年優勝のトゥザヴィクトリー。

概要

JRA札幌競馬場の夏開催で行われる牝馬限定重賞(GⅢ)。


4歳牝馬限定戦時代

創設は古く、1953年に4歳(現3歳)牝馬限定の重賞競走として創設されたのが始まりである。創設時は9月下旬の東京競馬場芝2000mで施行された。その後施行場は東京競馬場と中山競馬場の間で幾度も変更され、1972年から関東における牝馬三冠路線の最後の競走であるビクトリアカップが創設されたことを機に、関東でのビクトリアカップ(1976年よりエリザベス女王杯)前哨戦としてみなされるようになり、1980年からは中山競馬場芝2000mで固定(新潟競馬場で施行された1988年を除く)。


1984年のグレード制導入でGⅢに格付けされ、1991年より優勝馬から3着馬までエリザベス女王杯の優先出走権が与えられ、1995年よりエリザベス女王杯のトライアル競走、指定交流競走として行われ地方所属馬も出走が可能になるほか、時事通信社が寄贈賞を提供し、『時事通信杯 クイーンステークス』として施行される(1999年まで)。


1996年に牝馬三冠の最終戦として秋華賞が新設されたことを機に、施行距離を中山競馬場芝1800mに変更し秋華賞のトライアル競走として施行された。


このレースを勝利してエリザベス女王杯を勝利した馬はトウコウエルザヒシアマゾンサクラキャンドルと3頭しかおらず、また他にGⅠ勝利した馬としてはシンコウラブリイしか出ていなかった。


古馬牝馬混合戦時代

2000年に牝馬競走体系整備の一環として、施行場を札幌競馬場に変更するとともに4歳(現3歳)以上の牝馬限定戦となり、これまでの牝馬三冠トライアル戦から、古馬牝馬混合戦とレースの位置づけや性格は大きく変わることとなった。2002年より北海道新聞社より寄贈賞を受け、『北海道新聞杯 クイーンステークス』として現在まで施行されている。2009年から国際競走となり、外国馬も出走可能になった。


古馬開放後はトゥザヴィクトリーディアドラがのちにGⅠを勝っているが、2011年優勝のアヴェンチュラは3歳でこのクイーンステークスに出走して秋華賞を制しており、同じく夏開催の札幌記念に対して牡馬相手は避ける実績馬や、同時期の牝馬限定戦であるマーメイドステークスがハンデ戦であるため、重ハンデを避けて出走する傾向がある。


データ

コース札幌・芝1800m
条件3歳以上
重量賞金別定

関連項目

JRA GⅢ 時事通信 北海道新聞


ローズステークス - 4歳牝馬限定戦時代、比較されたレース

紫苑ステークス - 本競走の札幌変更後、新たに設けられた秋華賞トライアルの後継重賞。

札幌記念 マーメイドステークス

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました