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Noelle(Deltarune)の編集履歴

2022-05-20 16:05:29 バージョン

Noelle(Deltarune)

のえる

Noelle(ノエル)とは、ゲーム『Deltarune』に登場するキャラクターである。

*おはよう クリス!

*どうしたの? また

 エンピツ なくしちゃった?

*いいよ かしてあげる。

 キャンディステッキのやつ?

 それとも ひかるやつ?


概要

Deltarune』のチャプター1に登場する、金髪出っ歯そばかすが特徴のトナカイに似たモンスターの少女。クリスの隣に住む幼馴染みで、通っている学校のクラスメイトでもある。

日本語表記は"ノエル"。ファミリーネーム(姓)は"ホリデー"。


親切で利口な性格であり、クラスでの成績も上位を取っている。だが、少々臆病な所があり強く言われると言い返し切れない事もあるようだ。

気の置けない関係だけあってクリスには時々そっけない態度も取るが、困っていれば放っておかない辺り悪しからずは思っている様子。また、クラスメイトのキャッティーとは仲が良く、時々家にも出入りしている関係らしい。


家族

  • ルドルフ・ルーディ

ノエルの父親で、冗談が大好物の気さくなおじさんのモンスター。クリスの父・アズゴアとは大学生の頃から付き合いがある。

チャプター1の時点では何かの病気で街の病院に入院しており、ノエルがよくお見舞いに来ている。優しく利口な娘を誇りに思いつつ、臆病な彼女を傍で守れない事を悔しがっている。


  • ディセ

ノエルの姉で、会話の中で名前だけ登場。彼女の事は"ディセおねえちゃん"と呼んでいる。

妹に比べ勝気な性分らしく、昔ノエルにイタズラしたクリスをぶん殴った事があるらしい。

はっきりとした描写はないが、なんらかのトラブルを抱えたキャラクターである事が劇中で示唆されている。

ノエルが幼少期のスペリング・ビーで「12月(December)」が回答できなかったエピソードも無関係ではないだろう。


  • ノエルの母

本名や詳細は不明だが、こちらもノエルとの会話から多忙な仕事人間(仕事モンスター?)である事が窺える。仕事の邪魔をされるのが好きでないらしく、彼女もやや距離を置いている。

また、働き者で実績はあるが冷たい印象の町長との関連性が噂されているが、今の所真相は定かではない。


Lost Girl

Lost Girl


2019年9月15日に、原作者のトビー・フォックスの公式Twitterにて『Deltarune』の制作途中と思われるツイートが公開。その中に『Lost Girl (Noelle)』という動画ツイートで「白い衣装を着て後ろ姿で佇むノエル」が話題になった。


なお、トビーはこの件について「これは『ノエルのテーマ』と言いましたが、実際は彼女が居ない時でもゲーム全体で繰り返し流されるBGMです...(翻訳)」と述べ、1日後の別のツイートでは「勿論、このBGMは1つのバージョンだけではありません。沢山の事が起こります。私は、貴方がいつか皆と友達になれる事を願っています。(翻訳)」と締めくくっている。


ファンの間では、この一連のツイートでChapter2以降に関する考察が繰り広げられ、見慣れない衣装のノエルが新たな本編でどのような意味を持って関わるのか注目が集まっていたが……


Chapter2では

Noelle is so cute!祈り


2021年9月18日に公開されたChapter2では、ついにメインキャラクターとして登場することになった


としょんかでバードリーと共に課題をやりに行ったのだが、そこでうっかり闇の世界に足を踏み入れてしまい、クイーンに下僕にされそうになる(ついでに顔もロボットに?)。

本人は断りきれずに下僕になる事を承諾してしまったのだが、クイーンから何とか逃れ、スージィ、ラルセイと別行動を取っていたクリスと合流し、短い間ではあるが仲間に加わってくれる。


戦闘面ではいやしの唄やスリープミストといった魔法が扱える他、氷の魔法も使える。だが氷の魔法を多用しすぎると…


余談

"模範的な良い子"の肩書が服を着て歩いているような彼女ではあるものの、バッドガールであるスージィの事が気になっている様子を見せており、チャプター1にて「スージィはチョークを食べる」という事を伝えておくとチャプター2でスージィにチョークのお弁当を渡してくる(ちなみに闇の世界に持ち込むとライトキャンディという回復量の多いアイテムに変化する)。


また「クリスが言った」と言う口実でスージィの後ろに並んだり、移動中やスージィとの会話中で顔が少し赤くなっていることが確認出来る。


臆病で怖がりな性格だがどうやら怖いものが好きなようで、そういう物を見ると落ち着くらしい。


そして、彼女の使う武器はあるゲームの登場キャラクターの武器である。


関連イラスト

ノエルちゃんを抱きしめたいNoelle

前進deltarune詰め合わせ chapter2

ノエスジ


関連タグ

インディーゲーム Tobyfox

Deltarune

Kris(Deltarune) Susie(Deltarune) catti berdly


Alphys:同作品のレズビアンキャラ繋がり


別名・表記ゆれノエル







以下、Aルートに関する記述があります。

































本作におけるもう一つのルート「Aルート」において、Chapter2の物語が多くのプレイヤーの精神を深く抉った最大の要因。


なぜなら、彼女の臆病な一面に付け込んで、なかば脅迫に近い形で指示を出し続けることで言いなりにさせ、主人公クリス自身ではなく彼女に非人道的に行為をさせ続けるというものだからである。

Aルートやばすぎ

アイスショックでひたすら敵を凍らせていくところからAルートがスタートすると、イベントシーンでは「前進」と指示して仕掛けを正攻法で解かず彼女の氷魔法で停止させて強行突破を図り、ついには店員を殺害させて品物を強奪したり、止めに入ったクラスメートを殺めさせたりといった取り返しのつかない行為に及ばせていく。

ショップの店員を手にかけ(させ)るという行為は、それ自体前作のGルートでも成し得ていなかったものである。


また、敵を殺害することに慣れていった影響で、バトル時のリアクションも「モンスターと出会った際に怯えなくなる」「防御の際に怯えるのではなく氷壁を張って正面から受ける」といった具合に、彼女の心の変質を表現している。



性格上の弱みを突かれた彼女の心は急速に壊れていき、「クリスに従っていれば強くなれるから、これはいいことなんだ」と自分に必死に言い聞かせて自我を保とうとする姿が見られるようになる。

店員を殺害させられた頃には自分が何をしているのかを認識できなくなっていき、該当のクラスメートの姿を見たときには会話ウインドウの表情が目を瞑ったものである。クリスの言いなりに動いて自分の意思でものを見ようとしていない姿のようにも見える。

相手の訴えかけが聞こえるまでは「相手が誰なのかわからず、ただただクリスに言われるまま倒すべき敵」としか認識できないほどになっていた。


その相手がクラスメートであることを認識したときは表情も目を開けたものになり、そして思わず「逃げて!」と叫んでいるあたりはかろうじて自分で動ける意思を持っていた。

だが、バトルに突入するとクリスの指示には逆らえず、その身を削る装備品まで身に付けさせられた状態で、言われるままに知らない魔法を強要された挙句に凍死させた結果、気分の悪さを訴えてパーティを外れる。

ちなみにこれ以外の(普通の)方法で戦闘を終わらせた場合や、戦闘前の選択肢如何によってはAルートを外れることになり、彼女の戦闘時のリアクションも元の臆病なそれに戻るほか、クリスとの関係も友人のそれに戻る。

Noelle Snowgrave

しかし「知らない魔法」で戦闘を終わらせた場合、Chspter2におけるAルートが確定する。

のちにクリスがスパムトンNEOとのタイマン対決になった際、本気を出して防御力を固めたスパムトンNEOに対してクリスは仲間の名前を呼んで助けを請うが、ノエルの名前を出した際にスパムトンNEOは「まだ彼女を利用するのか」と発言しており、クリスが「ノエルを利用」したことが認識されている。だが、すでに言いなりになることが心に染み付いてしまったノエルは、クリスの呼びかけに応じて攻撃に加勢してしまい、それがスパムトンNEOへの決定打になる。

この助けを呼ぼうとするシーンだが、英語版では主語が「Kris」になっているものの、ノエルを呼ぶときだけ「You」になっており、それまでノエルに指示を出していたのが誰なのかを考えさせる演出になっている。



後に現実世界で目を覚ました時には、1人だけ目を覚まさない人物がいたものの、彼女はその原因を認識してはいなかった。しかし病院で父のお見舞いをしている時にクリスとスージィが訪れた時は、他のルートであればスージィの来訪に気づいて驚いた顔をする場面なのに、このルートではクリスの来訪に気づいて絶望的な表情を見せる。すでに彼女の心には「クリスの怖い指示」という恐怖が刻み込まれているのがわかる。

このとき、父と携帯ゲームについての会話をしているのだが、そこで出てくる技名として「アイスショック」の名前を無意識に出しているのがあまりにも痛々しい。

そしてクリスとスージィが退室したのち、自分の記憶に刻み込まれた「夢」の出来事がリアルにフラッシュバックしているのを感じており、「前進」などの各種指示は彼女にとって、まるで「クリスではない怖い声」であるかのようだったという。

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