概要
今作のヒロインである五つ子の姉妹。
名前に生まれた順番の数字が入っていることと、同じような体型と顔、ピンク系の髪の色と青い瞳が特徴。
五つ子である事を活かして度々入れ替わりを行っており、その際の変装内容も「トレードマークのリボンだけ着けて四葉と言い張る」という雑なものから、「ウィッグまで付けて全員で五月になる」というほぼ完ぺきなものまで様々なバリエーションがある。
身長は5人合わせて795cm
体重は5人合わせて250kg
バストサイズは5人合わせて441cm
風太郎とは対照的に金持ちで高級マンションに住んでいたり、車で送迎をしてもらったりしている。
元々は黒薔薇女子という中高一貫のお嬢様学校に通っていたが、姉妹揃って落第の危機に陥った事から風太郎の通う旭高校へと転校してくる。
なお、テレビアニメ化される前の公式CMでは、この五つ子を佐倉綾音がすべて演じたが、テレビアニメ版では、五つ子に声優が個別に割り振られた。
オーディションでは各声優陣の第一希望がそのまま採用された。
また、TVアニメ・劇場版・ゲーム版での主題歌は、姉妹一同で担当している。
CV:花澤香菜
中野家の長女。ショートカットの髪が特徴。
売り出し中の女優。
CV:竹達彩奈
中野家の次女。姉妹で一番の長髪だったが、途中で髪を切る。
キツイ性格だが、家事が得意。
CV:伊藤美来
中野家の三女。ヘッドフォンを首にしている。
物静かで、歴史が好き。
CV:佐倉綾音
中野家の四女。長いリボンが特徴。
活発で、スポーツが得意。
CV:水瀬いのり
中野家の末っ子。星型の髪飾りをしている。
真面目だが、それが成績には結びついていない。
CV:黒田崇矢
中野家の父(継父)。職業は医者で、大病院の医院長を務めており、幅広い人脈を持つ。
風太郎の父・上杉勇也とは高校時代の同級生であり、その(腐れ)縁から風太郎を家庭教師として雇った。
零奈
CV:京花優希
五つ子の母で、故人。
生前は教師を務めていて、マルオや勇也は元教え子に当たる。
鉄面皮の美女であったが、愛情深い事から娘たちや生徒からは慕われていて、ファンクラブもあった。(ちなみに、マルオはファンクラブの会長を務めていた。)
ちなみにCVは後述する写真の女の子と同じ京花優希女氏であり、映画のクレジット表記にて判明した。
花嫁
風太郎と将来結ばれる花嫁。五つ子の中の誰かとされる。
両耳にピアスをしており、風太郎のことを『風太郎』と漢字の名前で呼ぶ。
写真の女の子
CV:京花優希※
2年2学期の期末試験前には同一人物を自称する少女が風太郎の前に現れる。
その正体は五つ子の誰かのようだが……?
※声バレ防止のため、正体が分からない場面のみ担当する形となっている。
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ネタバレ(中野家の真実)
5年前までの五つ子の暮らしは上杉家と変わらぬ貧乏生活だった。
実父は零奈が産むのが五つ子だと知って蒸発し、零奈は体調を崩しつつも五人を養っていた。
しかし5年前に零奈は死去。
零奈の教え子であるマルオが養父として五つ子を引き取る事となったのである。
零奈の死並びにその数ヶ月前に外見にトラウマを抱いた子の影響を機に五つ子の個性が強まる事となった。
そして…
無堂
講師であり、五つ子の本当の父親。
禿頭に髭を生やしている。
全国を回っており、特別講師として赤谷学院(下田が勤務している塾)に訪れた際五月と対面。その後テレビで一花が出演しているCMを見たことがきっかけで文化祭のタイミングにあわせて旭高校を訪れ、五月に真実を伝える。
一見穏やかな物腰で五つ子を捨てた事を頭を激しく打ち付けて後悔していると語るが、その本質は
・言葉こそ飾っているが零奈を思い浮かべると言う理由で五月の教師への道を止めさせようとしており、五月自身の意志を尊重していない
・自分が育てていないにも関わらずマルオを父親に相応しくないと嘯く
・五月を見分けられなかった事や自身の発言が認められなかった際に全く反省せず相手を否定しようとする
・そもそも発言の全てに零奈に対する謝罪は一切無い
等、自己中心的かつ傲慢な性格。
当然零奈の教え子であった勇也やマルオは完全に敵視している。
五つ子が不審な感情を抱いた際にする目つきを彼もしており、否が応でも彼女らの父親である事は窺えるが、上記の対応と合わせて、擁護しようの無い父親の風上にも置けない男であると言える。
原作では名字のみ判明していたが、映画にて無堂の特別教室のポスターが映ったワンカットにて名前が「仁之介」であることが明かされた。先述の通り原作では彼の名前がわかる描写はないため、映画制作側のオリジナル設定の可能性もある。