概要
メインヒロイン(笑)とはメインヒロインに用いられることのある呼び方及び蔑称であり、以下のどれかのパターンに当てはまる事が多い。
- 名目上や立ち位置はメインヒロインなのだが、他のヒロイン・女性キャラクターに人気や知名度で劣っている。
- メインヒロインでありながら、アニメ版や漫画版等の原則的に結末が一つしか描かれない形式の作品で負けヒロインになってしまった。
- メインヒロインに相応しくない致命的な欠点や特徴、設定が目立つ(あるいは、ストーリーの進行に合わせてそのような要素が追加された)、読者や視聴者、プレイヤーから非難されるようなことを作中でやらかしてしまった。
- メインヒロインでありながら本編及び作中、あるいは公式で作られた何かで不遇な描写・特徴が目立つ。(公式作品内でのストーリーやエピソード、公式サイト等)
- 物語的にはメインヒロインだが、主人公が好意を寄せる恋愛対象ではない。要は『勇者王ガオガイガー』における天海護や『トリコ』における小松ポジション（恋人枠は二人とは別に存在する。なお護や小松はそもそも男の子や男性であるためメインヒロイン(笑)の条件に当てはまらない）。
- 作品自体が『主人公とヒロインのロマンス』よりも『男同士の友情』等の別の事に重きを置いており題材にしており、女性キャラクターの存在意義が薄い|
ただし、ギャルゲーのような複数ヒロインが存在する作品、特にハーレムものなどでは、ヒロイン一人一人の立場や描写が希薄になりやすいという構造上の問題もあるため、一概に「目立たないヒロイン」だからといって必ずしも該当するとは限らない。
一方で「明確にメインヒロインなのにサブヒロインより目立てない」という理由で「（笑）」あつかいされる例は少なくない。「男は女を護る者」と言う時代では「囚われのお姫様」と言ったら文句なしにメインヒロインだったのだが、「女性も一緒に戦う」現代においては「出番が無い（笑）」扱いされるようになってしまったのである（インデックスやミーティア姫がその代表格）。今ではピーチ姫も前線で暴れ廻る時代なのだ。
また、「メインキャラクターに近い立ち位置の女性キャラ」は存在しても、取り上げられ方がヒロインと呼べる状態ではなかったり、そもそも作品自体の女性キャラクターの存在が希薄であったりする場合、つまり「メインヒロイン」という立場自体が機能していない場合、作品そのものが『ヒロイン不在』と呼ばれる。
ただし5のケースが存在する作品であれば、恋人枠のキャラがサブヒロインとして機能するためヒロイン不在と呼ばれることはない。
関連タグ
主人公(笑)：メインヒロイン(笑)の主人公版
真メインヒロイン：メインヒロイン(笑)の対義語
メインヒロイン(笑)の一覧：作品のネタバレ及び該当する該当するキャラクターを好む人が気分を害する可能性のある要素を含むため、閲覧の際は自己責任及びネタと割り切れない人は閲覧厳禁。
アスパラベーコン巻き系男子：こういう男サブキャラにまで人気で負けたら目も当てられない。
