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編集者:ルート99番
編集内容:ステージ衣装のリンク。

概要

ウイニングライブとは、『ウマ娘プリティーダービー』シリーズにおいて、レースの勝者が専用ステージで行うライブアイドルパフォーマンスのこと。本作において、目玉となる設定の一つである。

日中に行なわれるレースで勝利したウマ娘は、すべてのレースが終了した夕方以降、勝者のみが立てるステージでファンへの感謝を込めたウイニングライブを披露する。

基本的には1着がセンター、2着・3着が両サイド(以降の着順ならバックダンサー)という編成でパフォーマンスが行われる。後者からすれば1着に届かなかった悔しさを噛み締めながらも笑顔で歌わねばならないというハードな一面もあり、ゲーム中でもそのことに触れられる場面がある。

レースが本分の競走ウマ娘とはいえ、ことにトゥインクル・シリーズでは手にした栄誉に相応しい姿を見せるため、歌唱力やダンススキルも磨かなければならず、ライブを疎かにすれば会長からお叱りが飛んでくる。

そうした気風もあってか、ライブのクオリティは非常に高く、レース後も多くの観衆がレース場に残って声援を送っている。ただし、アニメやコミックで描かれたように、地方出身のウマ娘の中には走りに光るものを見せる一方でライブのほうはド素人(トレーナーの指導不足も含めて)という者も少なくない。

女子プロレスのライブパフォーマンスに近いイメージで設定された要素で、レースに向けた育成がメインとなるゲーム版『ウマ娘』においてはライブのためのトレーニングはストーリー上で軽く言及されるのみでゲームシステムとして存在せず、レースでの勝利後もライブをスキップできるという仕様をとっている。

ステージ衣装

STARTING FUTURE

アニメ版第1期が初出となるステージ衣装。ゲームアプリ版でも、固有の勝負服が未解放のウマ娘(育成実装・未実装問わず)にあてがう代替の共通衣装として採用されている。この衣装、ショートジャケット、へそ出し、チョーカー、ガーターベルト、ニーソックスという大胆なデザインだが、トレーナーノートの衣装鑑賞モードでは概ね好評であることが窺える。一方、フィッシュテールのヒラヒラしたデザインに苦手意識を持っている様子のウマ娘も何名か確認できる。この衣装はエルコンドルパサーやテイエムオペラオーなどの育成ストーリーにも登場する。他にも、まだ勝負服のモデルが出来ていないキャラや、育成シナリオ「アオハル杯」でR・SRサポートカードのキャラを編成した時、レースで着る衣装となる。

2021年12月には公式サイトに立ち絵が追加され、「ステージ衣装」表記から改めて衣装名「STARTING FUTURE」が発表された。

Glorious Azure

2021年8月に開催された『ウマ娘』3rd EVENT「WINNING DREAM STAGE」で着用された、青を基調としてデザインされた共通衣装。イベント開催を記念して、DAY1にあたる同月28日にアプリ版にも実装された。ショートバンツ型のAタイプ、スカート型のBタイプが一度に配布されており、ライブシアターではモブウマ娘にも着せることが可能。

ニュースターズ・ロゼ

2022年3月に開催された4th EVENT「SPECIAL DREAMERS!!」にて着用された、白と深紅の共通衣装。オーバースカートが優勝レイを模しており、フォーマルかつ優美なシルエットに仕上がっている。DAY1にあたる同月5日に配布された。Glorious Azureと同じくA・Bタイプに分かれている。

ゲームでは

それぞれのレースで使用される楽曲は異なっているが、競走ウマ娘にとっての初陣となるメイクデビューから、最高格のGⅠレースまで、格付けを問わずにライブは行われる。GⅠライブともなると、レースの性質や位置付けによってそれぞれに楽曲が紐づけられており、ステージに立つことそのものが、ある種の責任を伴う行為として描かれてもいる。

育成で見られる複数人編成のライブと、メインストーリーで見られるソロや少人数でのウイニングライブとがあり、楽曲によって歌唱者がバラけているため、歌唱メンバー以外のウマ娘によるライブでは、該当楽曲の歌唱メンバーから歌声がランダムに振り分けられる。

「レースに付随するコンテンツ」という扱いに比して、そのクオリティは「ゲーム作品におけるキャラクターのライブパフォーマンス」の中でも最高峰の一角と評するに相応しいものであり、センターで歌う(あるいは勝利を逃しバックダンサーに甘んじてしまった)担当ウマ娘の姿に涙するトレーナーも多い。

育成するウマ娘がセンターを務めた楽曲はライブシアターから鑑賞可能になるため、歌もダンスも表情の一つ一つも、レースに勝って思う存分堪能しよう。

ライブ楽曲については、ウマ娘プリティーダービーの楽曲一覧を参照されたい。

アニメでは

第1期・第1Rのサイレンススズカが勝ったレースで初披露となったが、ドラマ部分に比重が置かれたこともあり、以降のライブはほとんどが断片的に描かれるか全カットされている。ステージに立つのは基本的には上位3名。

こちらでは勝負服のままステージに立つことはなく、ライブ用にデザインされた衣装(ボレロジャケット、ビスチェ、ショートパンツetc.)が用意されている(WDTのようにレースとライブで兼用の衣装もある)。

メイクデビューから間もない内はステージでやらかすウマ娘も散見されるらしく、新バ戦の後のライブで棒立ちをしたりする者や、中にはブレイクダンスを披露するツワモノも紛れ込んでいる。

飛び抜けた柔軟性を持つトウカイテイオーなどはダンス巧者として登場しており、カラオケをレッスンスタジオ代わりにチームスピカのパフォーマンスを磨く回(第3R)もあった。

EXTRA R(第13話)で描かれたウィンタードリームトロフィーでは、ドリームレースという位置付けもあってかお祭り要素が前面に出ており、ライブシーンも出走者全員を映す長尺のものとなっている。

ゲームアプリのリリースを控えたSeason2では、アプリ版のライブ演出を意識した臨場感溢れるライブシーンを展開しており、アドリブのファンサービスを織り交ぜるなど、アニメ媒体の強みを存分に発揮している。

マンガでは

ウマ娘シンデレラグレイ』でも地方のレースシリーズにおけるウイニングライブの様子が描写されているが、ステージと呼ぶには慎ましやかなお立ち台にラジカセ音源で曲を流すという、手作り感のあるライブが印象的。

ウマ娘が曲を用意してもいいらしく、初勝利を飾ったオグリキャップカサマツ音頭を披露して話題になった。

現実では

ウマ娘化もされている競走馬キタサンブラックは馬主(厳密にはその代表)がかの演歌歌手北島三郎氏であり、G1勝利後には実際に代表曲『まつり』歌っていた。

ウマ娘プロジェクト発表以前からのことである。

一部のトレーナーからは、「ウイニングライブの始祖」と呼ばれることもあるとか・・・

関連動画

ウイニングライブメドレーPV

ウイニングライブメドレーPV Vol.2

ウマ娘 プリティーダービーにおけるウイニングライブ制作事例

~ライブ開発チームの体制や制作フローについて~

編集者:ルート99番
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