月光仮面
げっこうかめん
どこの誰かは知らないけれど 誰もがみんな知っている。
概要
日本で「正義の味方」という言葉が初めて作られた作品。
一人の人間が「自分は正しくあろう」と決意する。
それがくじかれようとした時に月光仮面はあらわれて助けてくれる。
すなわち月光仮面自身は正義ではない。
正しくあろうとする者の支援者にすぎない。
一人一人の視聴者に「まず自分が正しくあれ」と呼びかけた作品である。
登場人物
祝十郎(いわい じゅうろう)
私立探偵。彼が姿を消すと入れ違いに月光仮面が現れる。
そのため「月光仮面の正体では」と目されるが・・・
作品解説
白黒のテレビ版からアニメ版、映画版と様々な媒体がある。
初代
1958年~1956年まで白黒テレビ放送された。
平均視聴率は40%、最高視聴率は67.8%(東京地区)を記録し、放送時間に銭湯から子どもの姿が消えたという。
再度の実写映画
1981年に作られた。当然カラーである。
設定が一部変更され、月光仮面の肩書きも「愛の助っ人」に変わっている。