データ
初出 | 第4世代 |
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タイプ | くさ |
ぶんるい | 特殊 |
いりょく | 80(第四~五世代)→90(第六世代) |
めいちゅう | 100 |
PP | 10 |
直接 | × |
範囲 | 単体 |
備考 | 10%の確率で相手の特防を1段階下げる |
わざマシン | 53(第四世代~) |
英語名 | Energy Ball |
概要
自然から集めた命の力を球状にして発射する。
第4世代から登場した草タイプの技。第3世代までは技威力不足に悩まされていた草タイプに与えられたノーリスクで威力も安定した新技で、この世代で物理技に変更されたリーフブレードの代わりとして登場した。
初登場からわざマシンの常連であり、第8世代でもわざレコードに採用された。草タイプはもちろん他のタイプのポケモンも覚えることができる為ギガドレインと並んで汎用性が高い草タイプの特殊攻撃技である。
威力は第5世代で強化されたギガドレインより僅かに上だが、あちらは与えたダメージの1/2回復の効果が強力すぎるため総括的な性能では劣ってしまう。 おまけにBW2で教え技として安売りされてしまったので草タイプからの人気はイマイチだった。
更に草タイプの弱点の岩タイプや地面タイプには重量級のポケモンが多くくさむすびの方が火力が出やすい事も少なくない。
とはいえわざマシンで覚えられる事とこれ以上の威力となると一癖ある技ばかりなので少しでも安定したダメージを与えるためにこの技を採用するケースはあった。
第6世代では御三家タイプの技の威力を統一させるテコ入れも兼ねてか、殆どの特殊技の威力が下方修正された中、威力が90に上昇。これによりギガドレインとも差別化がはっきりし、密かに技の性能がエスパータイプの主力技であるサイコキネシスと全く同じになり草タイプがメインウェポンで採用する事も増えた。逆にかえんほうしゃとなみのりの威力は95から90に下がっている。
第8世代ではダイマックス状態ではくさむすびは失敗するので更にこの技の採用価値が見いだされた。
エフェクトも大幅に変わっており、第四、第五世代のエナジーボールはミドリムシのような光球を放つ技として描かれているが、第6世代以降は緑色の小さな光球をぶつける技として描かれている。
アニメ版ではハヤシガメが攻撃とは別の使用法を編み出した事で有名。それは何と、生成したエナジーボールを食べる事で攻撃力とスピードを上げるという物だった。まさに生命の源を凝縮したボール。さすがである。
余談だが、BW2ではわざマシン53の入手場所がなんと主人公の家の真横の池を渡ったすぐ先という何とも言えない場所にある。なみのりを覚えたポケモンを取り寄せ次第取りに行けるのはなかなかなものだが…。
また、技の説明文に反して「せいめいポケモン」であるゼルネアスは習得できない。
本編でこの技が登場する前は、ラプラスやニョロゾ、メタモンの技としてポケモンカードに登場していた。