敵から身を守りたいんやったら、私らピュエラケアが力を貸すで。
ただ、絶対中立である以上は、アンタの敵も調整するかもしれへん。
まあ、その時はまた私らが調整して力をあげるわ。
(メモリア・「旅する調整屋」より)
概要
初登場は第二部メインストーリー第2部『集結の百禍編』の第1章。
『絶対的中立』を掲げ、善人・悪人の区別なく全ての魔法少女を補助する『調整屋』の集団。
現在はリヴィア・メディロス、篠目ヨヅル、佐和月出里の3人が確認されている。
活動
ケアトレーラーと言うトレーラーハウス(モービル・ホーム)を拠点とし、日本全国の魔法少女を調整して回っていた他、素質がある者には調整の仕方を教えていた模様。八雲みたまもその1人で、リヴィアを「先生」と呼んでいる。
作中ではキュゥべえの策略により神浜市へ集結した魔法少女らの調整屋として登場。神浜では先の戦いで破壊された中央区に常駐し、一方的に拠点付近を中立地帯と宣言している。
神浜マギアユニオンにとっては勝手に縄張りに侵入された形だが、結局は鶴乃の「抗争に加わっていない魔法少女達の安全地帯を奪えば敵を増やすことになる」という判断で追認した。
また、八雲みたまには先の戦いで中立を破った過去から少々キツめの忠告を行っている。
なお、みたまが中立を破ったのは街が更地になり多数の死傷者が出かねない非常事態となった為であるため、言い換えればピュエラケアの"中立"とは例え非常事態に発展したとしても同じ立場を保つという非情ともいえるものである。
また、その中立性をプロミストブラッドが策として利用した事もあってか、地元民が構成員の多くを占めるユニオンや、道徳的価値観を重視する時女一族がピュエラケアに対して抱く印象は極めて悪く、距離を取られている。
また、リヴィアはキュゥべえに敵意を持っていないと公言し、「特に私の場合は、そうやって宇宙と一体となるしかあれへん」と発言しているほか、グリーフシードの処理及び各種の情報提供に欠かせないとして頻繁に神浜市外で連絡を取り合っている。
キュゥべえの真の目的が、感情エネルギーの回収による宇宙の延命であることを考えると、リヴィアはそのことを承知の上で、キュゥべえを支持しているように見えるが第9章と第10章では藍家ひめなの暴挙を危険視して、それの阻止に当たった。
このように中立を隠れ蓑にして神浜の混乱を誘う死の商人のごとくふるまっているが、その理由は第11章で明らかになった。
構成員
リーダー
リヴィア・メディロス(声:黒木ほの香) |
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ピュエラケアを率いるリーダー格の女性。 |
リヴィアの仲間
余談
2部から登場の各チームの主要メンバーがそうであるように、このチームの3人も担当声優の所属事務所がスターダストプロモーションで統一されている。中でも黒木と汐入は同事務所のユニット「サンドリヨン」のメンバーでもある。
関連タグ
つつじシスターズ:同じく中立を掲げるチーム。
別チーム
アナハイム・エレクトロニクス:勢力問わずに協力する死の商人な企業。