データ
まんまるいしで進化するポケモン
概要
第四世代から登場した進化の石の一つ。タマゴのように白くつるっとした外見。
第四世代で登追加されたラッキーの進化前ピンプクの登場に伴い登場した。ピンプクにこの道具を持たせて朝・昼の時間帯にレベルアップする(LEGENDSアルセウスでは朝・昼の時間帯に使用する)ことでラッキーに進化する。
進化の石の中で唯一「使う」ではなく「持たせる」ことで進化する。まんまるいしはラッキーが抱えているタマゴのような役割をしているということだろうか?
だが、タマゴはラッキーの状態でも作れるうえ(そもそも親の持つ道具が縛られない分ラッキーの方が厳選も楽)、ピンプクしか覚えない技で目ぼしい技は「あまえる」くらい。
ピンプク自体が図鑑埋めやラッキー・ハピナスにあまえるを覚えさせるためだけの存在であるため、それ以外の目的で育てる人にとっては全く需要がないアイテムである。
しかし、第四世代ではポケモン廃人たちは嫌でもこの道具を掴まされることになった……
当時野生のラッキーは5%の確率で持たせると経験値が通常の1.5倍貰えるしあわせタマゴを持っていた。
またラッキーが草むらで出現する(低確率、ただし「じまんのうらにわ」で出現させることはできる)ことから、トレーナー達の間でラッキーの乱獲(ないしアイテム強奪)合戦が行われた。
しかし、実はラッキーは同時に50%というしあわせタマゴの10倍の確率でこのアイテムを持っているという仕様が追加されたのだ。
つまり、しあわせタマゴを手に入れようとすると必然的にまんまるいしも大量に掴まされる羽目になってしまう。単純計算でも1:10の比率。
これを未然に防ぎたいなら特性「おみとおし」を先頭に出してアイテムを判別することだが、用意する手間はかかる。
流石に第5世代以降ラッキーが持つことはなくなったが、今度は野生のピンプク自身がこのアイテムを持つようになった。
捕まえたと同時に進化アイテムも比較的高い確率で手に入るので、手軽ではあるか。
アニメではサトシとヒカリが持って来た石の中からタケシが厳選して選び、ストーンカッターでピンプクのお腹の袋にピッタリのサイズまで削って調整する事で完成し、その後DP190話にてタケシのピンプクは無事ラッキーに進化している。