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センシティブな作品

「私の操は団長のもんだ!!」

概要

CV:高橋未奈美(現:髙橋ミナミ)

ロキ・ファミリア】所属のアマゾネス。ファミリアでは中核を担う第一級冒険者の一人。17歳。

双子の妹にティオナ・ヒリュテがいる。

二つ名は【怒蛇(ヨルムガンド)】。元ネタは北欧神話に登場する毒蛇の怪物。

59階層の遠征帰還後にLv.5からLv.6へとランクアップする。

人物像

妹とは違い一見落ち着いてそうに見えるが、本性はとてもキレやすく、アマゾネス本来の狂戦士的な一面を持つ。

ファミリア内では姉妹であるティオナ以外には、アイズ・ヴァレンシュタインレフィーヤ・ウィリディスと仲が良く、4人で街に買い物に出かけたりしている。

団長のフィン・ディムナは理想の雄として熱烈な想いを寄せており、積極的なアプローチを行っており、彼に近づく女性には怒り狂って暴走することもしばしば。

出身地はオラリオから離れた東南に位置し、アマゾネスの聖地と呼ばれ現在は女神カーリーを主神とする国家系ファミリアである陸の孤島、『闘国(テルスキュラ)』。

現【カーリー・ファミリア】の団長の一人であるアルガナ・カリフとは師弟の関係だが、ティオネ本人はアルガナを見ただけで本来の荒々しい性格に戻るほど嫌悪している。

カーリーの眷族として、眷族の間で互いに殺し合って研鑽を積むという風習に従い、ティオナと共に闘技場でモンスターや同族であるアマゾネスたちとの命懸けの闘いの日々を送っていた。

戦う相手がモンスターから人に変わり、同胞を殺し続けていく事に嫌悪感を抱くようになっていき、当時姉のように慕っていたアマゾネスの少女を儀式によって殺めてしまった事に絶望し、現在でも大きなトラウマとなっている。Lv.2へランクアップしてからはアルガナを師に凄惨としか言えないような鍛錬を受け続け、日に日に荒れた性格になっていき、英雄譚を読んだことで自分とは対照的に明るくなっていくティオナに嫉妬や憎しみといった感情を抱くようになる。しかし唯一の血の繋がったでもあるためか、カーリーに気に入られていたティオナを疎ましく思っていた他のアマゾネス達の闇討ちを未然に防ぎ、妹を守っていた。

ある日、Lv.3昇華のための儀式をティオナと共に行う日がやってくるが、ティオナが殺し合うことを拒否し、姉妹でテルスキュラを出たいとカーリーに懇願し、許可される。

ティオナと共に出国した後は、ファミリアを転々とし、オラリオにたどり着く。数多のファミリアの勧誘を受けた姉妹は自分たちに勝った者のファミリアに入るという条件を出し、勧誘にきた冒険者たちを全て返り討ちにしていった。オラリオの冒険者の手ごたえの無さに失望しかけていた時に【ロキ・ファミリア】と出会って勝負となり、フィンと勝負して敗れてファミリアに入団することになる。この時ティオネは自分を打ち負かした雄=フィンに恋心を抱くようになり、現在の猫を被った性格もフィンのタイプがお淑やかな女性と聞き、妹に引かれるほどの努力によって得たものである。

ファミリアでの生活やフィンとの出会いはティオネを大きく変えていき、ティオネも今のファミリアをティオナ以外の新たな家族として大切に思っている。

フレイヤがオラリオ中に『魅了』を施した際、ベルを「フレイヤの眷族」と認識していたことで敵意を向けていたが、フレイヤの『魅了』が解除されると、殺意を漲らせながら【フレイヤ・ファミリア】の本拠にアイズとティオナとともに乗り込んで襲撃する。

冒険者としての能力

戦闘では双剣を装備し扱うが、本人のステイタスや性格も相まって肉弾戦での戦闘が多く、腐食液を持つ新種モンスターとの戦いに攻めあぐねていた中、激情のままに魔石だけを引きずり出すといった荒業や、異常魔法や呪詛(カース)を受けた事で業を煮やし相手を蹂躙する等、二つ名にたがわない凶戦士のような戦い方をする。また姉妹である為かティオナとの連携は一級品。

2種類のダメージを負うごとに効果が増すスキルを所持しており、ティオナと共に追い詰められてからが最も強いと称されている。

ステイタス

Lv.6

※以下Lv.5時の最終判明ステイタス

耐久器用敏捷魔力
A824B769B781B785G207
拳打潜水耐異常治力
GGHI

スキル

  • 憤化招乱(バーサーク)

ダメージを負う度に攻撃力が上昇し、妹のティオナの持つ【狂化招乱(バーサーク)】と同質のスキルだが、こちらはさらに怒りの丈によって効果が向上する効果を持つ。

  • 大反攻(バックドラフト)

瀕死の状態の時に『力』のアビリティに超高補正がかかるスキル。

上記の憤化招乱と共に、この二つのスキルはアガルナとの過酷な鍛錬の中で芽生えた怒りの感情によって発現したもの。

発展アビリティ

  • 拳打

作中で詳しい詳細は説明されていない。おそらく殴打技全般に補正のかかるアビリティかと思われる

  • 潜水

水中活動に補正がかかるアビリティ。水の抵抗、圧力に強くなり、更に水中内での打撃等の威力が向上するなどの効果を持つ。ティオナと共にオラリオに来る前、海のモンスター退治を多く引き受けていたようで、それがきっかけで発現したという。このアビリティによるものかは不明だが、ヒリュテ姉妹は一時間は余裕で水の中を潜れるようである。

  • 耐異常

状態異常の症状を防ぐ事の出来るアビリティ。

  • 治力

詳細不明。怪我などを負った際の自然治癒力の向上かと予想。

魔法

  • リスト・イオルム

詠唱式:【心海(うみ)に沈められし我が欲望、心海(うみ)に育まれし我が渇望——運命(とき)は来た。形をなし、牙を剥き、王蛇(へび)となれ。海を抜け、大地(おか)を越え、世界を覆え。運命(とき)を捕え、運命(とき)を止め、運命(とき)を蹂躙せよ

束縛魔法。魔力で具現した光のムチで対象を捕らえると一定確率で強制停止(リネトレイト)の状態にする。成功確率は魔力アビリティに依存する。魔導士ではないので熟練度は低いものの、幾度のランクアップで魔力そのものの値は高く、階層主に対しての成功率は10回に1回くらいらしい。

装備

  • ゾルアス

主に使う一対のククリナイフ。第一等級武装。【ゴブニュ・ファミリア】作で値段は5800万ヴァリス

汎用性に長けており制作に必要な素材は『飛竜の牙』。素材さえあれば制作は比較的簡易で、ティオネはこのナイフのスペアを多く所持している。

  • フィルカ

投げナイフ。深層のモンスターにも通用する切れ味を誇る。とあるアマゾネスの部族に伝わる投げナイフでゾルアスと同じく【ゴブニュ・ファミリア】に制作を依頼して作成させたもの。

  • ハルバード・ローラン

深層に出現する腐食液を出す新種のモンスターに対応する為に【へファイストス・ファミリア】団長の椿・コルブランドに制作させた不壊属性のハルバード。ティオネは深層の敵には大型武器の方がいいと判断した為、この武器を頼んだ。

名称は『メモリア・フレーゼ』にて判明。

余談

『ダンメモ』で実装されたイベント『アルゴノゥト』にて、古代の時代のアマゾネス女戦士エルミナが登場。彼女とよく似た容姿をしているが関係は不明。

ティオナとよく似た占い師オルナは妹であり、彼女を守るために王都の命に従い暗躍しているが、オルナとの間にもある秘密を隠している。

登場人物の中では終盤までアルゴノゥト達の敵として立ちはだかった。

また、後にヘルメスの口から世界に伝えられた英雄として「争姫エルシャナ」と言う人物の名が挙げられるが、『デート・ア・ライブ』との二度目のコラボイベントである「剣姫エンゲージ」においてエルミナと同一人物であると判明した。カサンドラ・イリオン曰く「人類反撃の礎を築いた亜人の誇り」。

関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ロキ・ファミリア

アイズ・ヴァレンシュタイン フィン・ディムナ ティオナ・ヒリュテ ロキ(ダンまち)

アマゾネス

ヒッポリュテ:おそらく元ネタ

ケツァルコアトル(小林さんちのメイドラゴン):中の人が同じかつ、ストレートなアプローチでショタキャラを悩ます共通点あり。ちなみにこのアニメは団長の中の人主役を務めている。

シア・ハウリア:こちらも中の人繋がりにして、想い人に一途な闘うヒロイン。なお、彼女はダンまちの世界でいうと兎人(ヒュームバニー)の獣人(デミ・ヒューマン)である。