- 化学実験に用いられるガラス製の蒸留器具。よく錬金術の絵に描かれているアレ。
- 加熱殺菌処理済みの加工食品の略称。→レトルト食品を参照。
- ゲーム実況プレイヤーの一人。本項で解説。
- メダロットシリーズに登場するキャラクター。→快盗レトルト
概要
プロフィール
ニコニコ動画およびYouTubeで活動しているゲーム実況者。愛称は「レトさん」。
鼻声(本人は華声とも)と、ほがらかな喋り方が特徴。京都出身のため、時おり関西弁を覗かせる。
基本的にゲームプレイはのんびり。物忘れやおっちょこちょいが多く、コラボ実況では負け側につくことが多い。しかしゲームの腕自体はまずまずであり、ジャンルや場面によってはかなりの強さを見せることもある。特にボタン連打の速さには定評があり(自称・最強連打)、その実力はキヨに「勝てない」と言わしめたほど。
プレイするゲームは時期・ジャンルを問わず多岐に渡るが、近年は主にヤンデレ・メンヘラの女の子が登場するようなホラーゲームの実況プレイをしており、自身のYouTubeチャンネルは自他共に認める闇深チャンネルである。
またアイコンやグッズ等で使用されているドットイラストは、自身で制作したものである。
他にもキヨと共に主催したイベント『LEVEL.1』〜『LEVEL.5』のロゴデザイン、後述のクレヨンしんちゃんとのコラボレーションの際はグッズの一部デザインを担当した。
名前の由来
レトルトという名前は、メダロットシリーズの快盗レトルトから。
ポケモンスナップで「レトルト」という名前を入力したことで定着したが、これは3日前にメダロットをプレイしていため思わず入力してしまったらしい。
彼のアバターの容姿も、彼を意識して出来上がったものである。
コラボゲーム
近年は実況したゲームの制作者に、レトルト自身がキャラクターとして登場するオリジナルゲームの制作を依頼することもある。どの作品も配信・販売等はされていない。
実呪者-じっきょうしゃ-
ImCyan-アイムシアン-氏とのコラボゲーム。
田舎に越してきたゲーム実況者の主人公に忍び寄る恐怖を描いたホラーADV。『つぐのひ』シリーズと同じく恐怖心を煽る内容でありながら、クスッと笑わせるネタ要素も満載である。
レトルトin鳴神学園
『アパシー学校であった怖い話』とのコラボゲーム。
瑠戸怜人(るとれいと)という仮面を付けた学生の都市伝説を調査するホラーノベルであり、本家のキャラクターも登場する。謎多きストーリー展開だが、小ネタにも事欠かない。
ゲーム実況者、炎上してみた
茶碗蒸し氏とのコラボゲーム。レトルトの活動13周年を記念して制作された。
選択肢でゲーム実況者である主人公の炎上を回避するADV。ゲームを通して色んな炎上体験を味わえる。これまでの活動にまつわるネタが多く散りばめられており、特にラストは必見。
R-アール-
皐月の夢氏とのコラボゲーム。
次々と怪奇現象の起こる夜間の病棟を探索するホラーADV。レトルトは腕を負傷した患者として登場する。ホラー演出が多々ありつつも、個性豊かな登場人物の人間模様にも注目である。
趣味嗜好
- 『ポケットモンスター 赤・緑』のプレイ時からのキングラー推しであり、蟹好きでもある。しかしある日、物議を醸すツイートが投稿され……。
- 愛猫家であり、雑種の猫2匹とともに暮らしている。ゲーム内で猫が登場すると、蟹ほどではないが愛でている様子が見受けられる。
- 子供向けアニメはおおむね馴染み深く、しばしば関連ゲームの実況プレイもしている。中でもクレヨンしんちゃんがお気に入りで、好きな登場人物は野原ひろしと風間みね子。
- レアゲームコレクター。プレミアのついたレトロゲームやポケモンカード、遊戯王カードなどを数多く所有している。近ごろは美品を揃えることに奮起している模様。
- マーベル映画およびアベンジャーズシリーズのファン。特にアイアンマンが好きだという。
- 天敵は「QUEST ROOMS」。幅広く色んなゲームをそつなくこなし、キヨ等からも「どんなゲームでもテンションが変わらない」と評されるレトルトにおいて唯一、大苦戦の末にテンションが底をついて口数が減ってしまうゲーム。
クレヨンしんちゃんコラボ
『クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」〜おわらない七日間の旅〜』の先行プレイをしたことをきっかけに、2022年3月にクレヨンしんちゃんとのコラボが決定。それに際しコラボグッズやLINEスタンプ販売、アニメ実況(現在は非公開)などが展開された。
ほろびのうた
2012年、コミュニティフォロワー限定公開で『ほろびのうた検証動画①』という、レトルトによるJ-POPやアニメソングなどの歌ってみた動画(音程にやや難あり)が投稿される。
その6年後、上記の動画の中で歌った『恋愛サーキュレーション』と『粉雪』の2曲が黒歴史としてYouTubeに再投稿された。
そして2021年、YouTubeチャンネル登録者数200万人を記念して、新録の『粉雪』カバーMVが投稿された。プロも関わった本作は非常に完成度が高いものに仕上がっており、時間の流れを感じさせる1本となっている。
事件
鮭フレーク事件
2018年5月10日にTwitterで、食中毒により入院していたことが明らかになった。本人曰く、常温保存していた鮭フレーク、あるいは賞味(消費?)期限切れの豆腐を食べたことが原因だという。
2022年1月には『ザ!世界仰天ニュースSP』に取り上げられ、再現VTRも制作された。
チャンネルBAN事件
2022年5月13日、レトルトのYouTubeチャンネルがBANされる。
翌朝には解除となったが、13日は1日じゅうTwitterトレンド入り、数々のネットニュースに取り上げられるなど話題になった。
ちなみにこの日は「2022年唯一の『13日の金曜日』」であり、13日の金曜日はジェイソン(Friday the 13th: The Game)の実況動画をTOP4の4人で上げるのが恒例になっていたのを、タイミングの悪すぎるBANにより一人だけ上げ損ねてしまうという二次被害が出た。
外部リンク
関連動画
関連イラスト
二次創作について
ゲーム自体のファンにとって、「ゲーム実況」が必ずしも好ましい存在だとは言えない。
棲み分けの為にも、二次創作を投稿する際はレトルトの名前と彼がプレイしたゲームの作品、キャラクター名は併用しないことを推奨する。