概要
現在海軍中将であるモンキー・D・ガープが「海軍の英雄」と言われるようになった島であり、かつて世界最強の海賊団とされたロックス海賊団の船長ロックス・D・ジーベックを討ち取った場所である。
現在多くの謎に包まれている島の1つであるが、後述の理由により麦わらの一味が上陸することはない…と言うよりできないと思われる。
原作での関わり
海軍本部で開かれた緊急会議にて、大目付センゴクが若い海兵たちにロックス海賊団について話す際にゴッドバレーという地名が登場。38年前にこの島で当時既に海軍中将の立場であったモンキー・D・ガープが本来倒すべき相手であるゴール・D・ロジャーと手を組んでロックス海賊団と交戦し、その結果船長ロックス・D・ジーベックが死亡し、ロックス海賊団が壊滅したことが明かされた。またこの島には天竜人も滞在していたようであり、ガープは天竜人の奴隷たちを守るために戦いに挑んだようである。
この戦いがきっかけで「海軍の英雄」の伝説の始まりとなったガープ、後に海賊王という称号を手にするロジャー、「世界の王」という巨大な野望を持っていたロックス、そして今ある世界を創造した神と称される天竜人といった豪華な面子が揃った伝説の島であるが、ゴッドバレーは現在地図に記されておらず、実際に跡形も無く消えているという。センゴク曰く「世界政府が隠したかった島」らしく、これ以上センゴクの口から情報が出ることはなかった。
また、ロックス海賊団に見習いとして所属していた百獣のカイドウは同じくロックス海賊団に所属していたシャーロット・リンリンからこの島でウオウオの実を与えられている。
謎
センゴク曰く跡形も無くなってしまったというゴッドバレーだが、島そのものが無くなるというのは大きな謎である。島を地図から消すだけなら海軍の軍艦10隻によるバスターコールで可能だが、島そのものが無くなるわけではない。島を消す手段ならばもう1つ思いつくものがあるが、その手段なら古代兵器の1つが使用されたことになる。
余談
ファンの中には、「シャンクスがゴッドバレーにおける事件に何かしら関わっているのではないか?」と考察している人もおり、中には「ガープとロジャーが一時的に共闘し、ロックス海賊団から天竜人を守った」という事件の内容やシャンクスが五老星と謁見できていたことなどから、「シャンクスが天竜人の子孫ではないか?」と驚きの考察をしている人もちらほらいる。果たしてその真相は…。