CV:鶴ひろみ
概要
空に浮かぶ島にある大木で、人の心に咲いてるというこころの花や世界中の花とリンクしている。
砂漠の使徒はこころの大樹を枯らして、人々の心を砂漠にすることで世界を征服しようとしている。
異世界ではなく地球上のどこかに存在し、一般の人間には知られていないが植物学者の間ではその存在が知られており研究対象にもされている。
400年以上前から何度も砂漠の使徒に狙われており、その度に妖精を生み出してはプリキュアを誕生させ対抗してきた。
物語冒頭でキュアムーンライトがダークプリキュアに敗れ、枯れかけてしまった。
弱った大樹はプリキュア達がこころの花を浄化して手に入れるこころの種により回復する。こころの種を集めるごとに元気を取り戻し、第20話では新たな妖精ポプリを生み出した。
飛んで移動したり、雲を集めて隠れたり、テレポートをするなどの能力がある。
第24話以降はポプリとキュアサンシャインに張られた光のシールドで守られている。
また、肉体が滅んだコロンの魂を守っていたり、月影ゆりのプリキュアの種をこころの種の力で修復できるようにした。
プリキュアに会うためにやって来て敵に見つかったり、プリキュアを見守るためプリキュアパレスに行ったら敵にひっつかれていたりするため視聴者にはドジっ娘扱いされている。
第45話にて、デューンが地球に差し向けたデザートデビルの力によって地球上の植物が枯れ大多数の人類がクリスタルに閉じ込められた影響で大樹も殆ど枯れきってしまうが、最終回のエピローグでは新たな苗木が生まれていた。こころの種を糧として育っているようで、「今まではこころの大樹がわたし達を見守ってくれていたが、これからはわたし達が、わたし達の心がこころの大樹を育てて見守っていく」と月影ゆりは語っている。
プリキュアオールスターズDX3のラストでは、ブラックホール打倒と引き換えに離れ離れになってしまったプリキュア達と妖精達(ミルキィローズ=ミルク含む)を再び引き合わせる重要な役目を担った…が、上記のように本編で一度枯らされて新芽が出たばかりと突っ込んではいけない。
また、前記のように人間世界に存在し、そこから生まれた本作の妖精達も人間界出身なのにつぼみ達ハトプリ勢との別れを余儀なくされたが、こちらについては力を失ったプリキュア達はこころの大樹に近づけなくなり、逆に本作の妖精たちはこころの大樹から離れられなくなったということだろうか。
中の人について
鶴ひろみ氏は映画フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?でオリジナルキャラクターのウサピョンを演じており、TVシリーズは本作が初出演。
ニチアサキッズタイム朝8時30分枠にはGS美神以来の出演である。
2017年11月16日鶴氏は大動脈解離により死去した為プリキュアシリーズの出演はハトプリで最後となってしまった。
鶴氏が亡くなった翌年の2018年に行われた『プリキュア』感謝祭上映会 vol.3での梅澤淳稔プロデューサーの発言によれば、鶴氏は重要な役ということで台詞が少ないにも関わらずかなり緊張していたとの事(ちなみに2人は1960年の早生まれのため、会場で梅澤氏が言った通り同い年である)。
ご冥福をお祈り致します…。