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エキノコックスの編集履歴

2022-08-17 14:34:46 バージョン

エキノコックス

えきのこっくす

エキノコックス(棘球蚴)とは、エキノコックス症を引き起こす寄生虫。 野ネズミにまず寄生し、キタキツネやイヌなどに食べられる事で乗り移る。 北海道で野生のキツネに気をつけなければならない原因の一つ。

概要

ネズミにまず寄生し、キタキツネイヌなどに食べられる事で乗り移る。

それらのにエキノコックスのが紛れ込み、土や植物の種、食物等を通してネズミ人間等の宿主に入り込む。


人間から人間に感染することはない。


人体に入ると肝臓に激しい症状を起こす事が多く、心臓に寄生する事も。

寄生虫による症状の中でも重く、手術で取り除くのも難しいのでまず感染しない事が大切。

また、悪化するまで自覚症状が無いのが厄介な点であり気付いた時には助からない事もある。

エキノコックスの幼虫の発育は非常に遅く、自覚症状があらわれるまで数年から10数年かかると言われている。

血液検査等で早期発見できるので定期的に健康診断を受けることが大事である。


北海道ではキタキツネや野良犬アライグマ等に触ってはいけない。餌付けは以ての外。

そして農業園芸で土いじり後の入念な手洗い、沢や湧き水、井戸水などの生水を飲まない事も大切。


愛犬には広い食いをさせず、フンは必ず持ち帰ること。

感染が疑われる場合は直ちに動物病院へ。


本州

「北海道だけでしょ」「北海道に行った時だけ気を付ければいい」なんて事はない。

平成26(2014)年3月に愛知県阿久比町で捕獲された野犬からエキノコックスが検出された。


その後も、愛知県知多半島にて定期的にエキノコックスを持った野犬が確認されている。

本州でもエキノコックスは注意が必要。





イラスト(苦手な方注意)

エキノコックスくん






関連タグ

感染症 寄生虫 天然危険物 病原体 病気


ブラック・ジャック:主人公が農薬で突然変異したエキノコックスに寄生される話がある。

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