演:宮内洋
概要
オーレンジャーの指揮官を務める、UAOHの参謀長。年齢は45歳、階級は大佐。物語開始から遡ること3年前に、人類防衛のために国際空軍とオーレンジャーを創設した。
作中においては本名(フルネーム)で呼ばれる事はなく、もっぱら参謀長と呼ばれている(そもそもOPでのクレジットからして「三浦参謀長」である)ため、このピクシブ百科事典にあるオーレンジャー関連の記事でも同様に「三浦参謀長」と表記されているのがほとんどである。
軍人であると共に考古学者でもあり、オーレンジャーの力の源である超力を発見し、古代文明の各種資料を分析してこれを再現するのみならず、強化服やオーレンジャーロボを始めとする巨大ロボなど、オーレンジャーの各種装備の開発・建造にも関与するなど、物理工学にも秀でた面を備えている。
このように基本的には裏方に回ることが多いものの、持ち前の戦闘能力も非常に高いものがあり、最終回でも生身ではオーレンジャーの面々ですら苦戦するバーロ兵を素手でなぎ倒していたほどである。その抜群の戦闘力や、演者である宮内が過去にも指揮官兼ヒーローな役柄を演じていた事もあってか、ファンからは「参謀長が後に6人目の戦士であるオーブラックになるのでは・・・」と囁かれたこともある。
さらに自身がバラノイアの計略により捕われの身となった際にも、自身の弱みを突いて秘密を探ろうとする敵の魂胆を看破して口を割らなかったり、マルチーワが美女に化けて吾郎らを虜にした時には、彼女の色香を伴う催眠術をものともせず「私ほどの古狸になるとどんなに美しい女にも心を奪われることはない」と嘯くなど、折に触れて示される冷静な判断力や、強靭な精神力にも目を瞠るものがある。ただその一方で自らの力の及ばなさ故に、同僚の遠藤中佐や部下の桐野中尉を喪ったことへの悔恨の念を後々まで引きずるといった弱みを極稀ながら垣間見せることもあった。
物語終盤、バラノイアによる地球総攻撃で超力基地が壊滅した際、瓦礫に埋もれそのまま命運を共にしたと思われていたが、後に奇跡的に脱出していた事が判明。吾郎たちが地球へと帰還するまでの半年間、バラノイアへのレジスタンス活動を指揮し続けた。
その後の活躍
時系列上、最終回後のエピソードに当たるVシネマ『激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー』では、オーレッドをボーゾックに攫われた責任を恭介らカーレンジャーに取らせるべく現れ、軍法会議にかける事をちらつかせながらもそれを回避するための交換条件として、「カーレンジャーがオーレンジャーロボを操縦しオーレッドを救出する」というプランを提案。その操縦訓練も兼ねた地獄の特訓を恭介ら5人に課す事となる。
また同じくVシネマの『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、テレビシリーズからのフィルム流用という形ながら、物語終盤に登場した歴代レッドメカ軍団の指揮官として登場。三浦からの指令を受けて新命の駆るバリドリーンが先陣を切るという、古くからのファンがニヤリとさせられるくだりも盛り込まれている。
関連タグ
道士・嘉挧:戦隊の司令官ポジション、かつ「参謀長」の肩書を持つという共通項を有する