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獣王レオンガルフの編集履歴

2022-09-14 18:39:04 バージョン

獣王レオンガルフ

じゅうおうれおんがるふ

アクションゲーム「星のカービィディスカバリー」の登場キャラ。

CV:三宅健太

概要

ビースト軍団の首魁で、筋骨隆々で巨大なライオン


ある目的のためのエネルギー源として食べ物とワドルディを集め続け、エフィリンの捕獲を最大のミッションとしている。


同じヒョウ族の女爪豹キャロラインを連絡係に置いており、No2としている。軍団を結成する前からの長い付き合いらしい。(後述)

英語表記は「Leongar


ゲームでは最終ステージで登場するまで姿を見せないが、小説版ではキャロラインと共に表紙を飾り、序盤から存在が示唆されている。


以下、「星のカービィディスカバリー」の重大なネタバレが含まれます。






































ストーリー終盤、レッドガル禁足地の奥にある廃研究所「ラボ・ディスカバール」で、白と赤のマントを羽織って玉座に腰掛けた姿を現し、以下のことを語り始める。




美しいで あろう… ピンクの まねかれざる者よ。


だが、このお方は まだ 完全な おすがた ではない…。

かたわれを うしなって おられるのだ。


かつて、この地に 住んでいた者たちは このお方から キセキの力を さずかり…


その力で かなた 夢の大地へと 飛び立って いったのだ。


このお方が 完全な おすがたに もどられれば…


この 忘れられし大地に 残された われらにも、キセキの力を おあたえ くださるだろう。


そして… ついに その時が来たのだ!




そうだ、この 小さき者こそ… うしなわれた、かたわれ なのだ!


ようやく… ひとつの 完全な おすがたに もどられる。




ビースト軍団の目的……それは、究極の生命体フェクト・フォルガ完全なおすがたに蘇らせ、自分たち動物を置いて去ったかつての霊長と同じ躍進を遂げることであった。


彼らにワドルディを捕獲させていたのも、ラボの動力源となる電力を作る奴隷として利用するためであり、復活に不可欠な片割れであるID-F87フェクト・エフィリンも捕まえようとしていたのである。




その 積年の悲がんを はばむのならは、今ここで…


野獣(ビースト)どもの えじきとなれぃ!!




戦闘

最初はレオンガルフではなく、ビースト軍団の手下達が襲いかかってくる。この手下達を全員倒すか、手下達を無視してレオンガルフに接近もしくは攻撃を行うと、レオンガルフ戦に突入する。


レオンガルフは玉座から立ち上がり、マントを脱いで戦いを始める。


獣王レオンガルフ


戦闘では、キャロラインのように爪を振るって攻撃するが、キャロラインとは対照的に、筋肉隆々な外見に違わずパワフルな攻撃を繰り出す。


  • かぎ爪

片手で勢いよくひっかく。2連続で使う場合もある。


  • パンゲアを裂く爪

地面に爪を走らせ、最後に斬り上げる。


  • 強襲のネメアー

跳びかかり、勢いよく地面を叩く。キャロラインの「ハンティング」と似ているが、滞空時間は短く、高度も低い。更にタメが長い。ただし、攻撃範囲は広い。


  • 痛撃

両手を叩きつけて円形の衝撃波を放つ。


体力が残り少なくなると、突如苦しみ出し、白目をむいて禍々しいオーラを纏う。


実はフェクト・フォルガに憑依されており、彼やビースト軍団はかの生命体が飛ばす思念波によって、無意識の内に都合の良い悲願を刷り込まれていたのだ。


こうなると、力のリミッターが外れた獣のごとき猛攻を仕掛けるようになる。


  • サイコクロッシングレオン

爪から斬撃のエネルギーを飛ばす

X字のものとV字のものがあり、交互に3回繰り返す。


  • 四肢の牙音

歯を鳴らし、突進しながら連続で噛み付いてくる。


  • サイコハウリング砲

口からビームを発射する。ビームの向きは下から上に移動する。


しかし、第1形態・第2形態共に攻撃後の隙が長く、すべての攻撃がアイスのこちこちガードやギガントソードのシールドで無効化できる。もちろん、きんきゅうかいひも有効である。


倒すと、軍団の戦闘員共々フェクト・フォルガに取り込まれてしまうが、カービィの活躍により倒された事でビースト軍団は解放され、カービィ達と和解するようになった。


しかし、そこにレオンガルフの姿は無く……?



関連タグ

星のカービィディスカバリー ビースト軍団 フェクト・フォルガ ライオン


ファイアーライオン:カービィシリーズにおけるライオン繋がり


闘神レオソード:ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスター 意外と共通点がある





以下、さらなるネタバレ注意!



























推せるふたり落書き

本来は「レオン」という名前であり、雌豹キャロルとの名コンビで動物達の秩序を守る立派なリーダーだったが、ある日導かれる様にかの生命体を発見。

以降、レオンガルフと名乗り始めた彼は、獣には不要な機械の扱いや"言葉"さえどこからか習得し、今のビースト軍団を結成したらしい。

そのことを裏付けるかのように、相方の行動にはよく見るとそのような箇所をいくつか確認できる。

ちなみに、ガチャルポンの説明文によるとキャロラインからは改名前の「レオン」の名で呼ばれているらしい。


「言葉」を喋れたり、機械を扱えるのはフェクト・フォルガの入れ知恵とはいえ、キャロラインが「言葉」を理解できなかったり、他のビースト軍団が機械の使い方を理解できなかったのを見るに、それを難なくこなしたレオンガルフに才能があったと考えられる。


劇中の描写やガチャルポンの説明文から、部下のビースト軍団からは普段から強く慕われている事が示唆されている。






カービィに敗れ肉体を滅ぼされても、まだ復活を諦めなかったフォルガは、自らの特性により生まれた思念空間の中からレオンだけは逃さず監禁。

彼の身体を乗っ取って再起しようと、レオンが本来持っていた勇猛なソウルを、多数に分け空間内にばら撒いてしまう。


それに気づいたカービィ達の手によりソウルは回収されるも、寄生されたレオン・フォルガとして暴れさせられ力尽きたレオンは、フォルガが乱入したバルフレイナイトに喰われた後も目を覚まさなかった。


しかし、キャロルを始めとしたビースト軍団が集めてきたソウルを再び体に宿し、レオンは復活。

他のビースト軍団と同じく彼も改心し、プププランドの人々と共存する形で、元の平穏な生き方に立ち戻るのだった。


後味悪い展開が多かった以前のカービィシリーズに比べハッピーエンドを迎えている。


なお、EXステージのラスボス戦前に、カービィダンスを見て最初は不思議そうに静観していたが、段々乗り気になって一緒にポーズを取るなど、本来は結構ノリがいい性格の様である。


角川つばさ文庫の小説版星のカービィでは、フェクト・フォルガの支配下から解放されても言葉を喋れるようになっている。フォルガに操られている間の記憶は薄く、ワイルドデデデとしてこき使われたことを根に持つデデデ大王に「なんという乱暴者なのだ」と呆れていた。

部下のビースト軍団のことは「アニマル達」と呼んでおり、元々は非常に仲間思いの勇敢な性格であることが判明した。


ラボ・ディスカバールに入ったのも、部下達がラボ内のフォルガの気配を恐れていたため、彼らを安心させるために原因を調べていたことが真相であった。

また、フォルガに操られている間に執着していた「夢の大地に向かうこと」についても、部下達を理想の大地に送って幸せにしてやりたいというレオン本人の部下を想う心も含まれていたことが示唆されている。しかし、今キャロル達アニマルと一緒に過ごすこの星こそ自分にとっての「夢の大地」だと思い直すこととなった。

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