概要
第13話「カッ カブキ小僧」から登場。
その名の通り、チャクラムや圈(風火輪とも称される中国の武器の一種)を思わせる輪形の刃が特徴である。
開発者は天風星・リンの「おじいちゃん」こと老道士・虞翻で作中でもダイレンジャーに先んじて、大輪剣を使用しており、その際には包丁代わりに野菜を刻んでみせるという、ちょっとした応用ぶりも見せている。
各人に二個一組配備されており、グリップを握って、直接相手を切りつける事もできる他、投擲武器としても用いることが可能で投げつけた後はブーメランのように持ち主の手元へと戻ってくる等、遠近両方に対応した武器となっている。さらにダイレンロッドのアタッチメントであるヤイバーも装着する事ができる。
その威力は気力を込める事で巨大な城壁すら切り裂くほどであり、この状態で大輪剣を超スピードで飛ばし、敵に直撃させる大輪剣・気力シュートは必殺技にも相当する。
基本的には全員が揃って使用するが回によっては単独で放つ事もある他、応用技としてヤイバーを装着した状態でキリンレンジャーが放った天時星・大輪シュートも存在する。
余談
スチール写真や玩具パッケージでは大輪剣を2つ手にした状態や片方のみヤイバー装備が描かれているが本編では描かれず、ヤイバー装備に関しても第49話のみの使用となった。
関連タグ
シンケンマル、キュースラッシャー:いずれも大輪剣と同様に、作中で包丁代わりに使われた戦隊武器の後輩たち。
暴走戦隊ゾクレンジャー:『激走戦隊カーレンジャー』に登場する悪の戦隊。メンバーの一人であるゾクイエローの手持ち武器「ゾクレンナックル」の流用元が、大輪剣であるとの指摘もある。
キウイ撃輪:『仮面ライダー鎧武』に登場するライダーウェポンの一つ。円形状の刃を持ち、中華要素を含んだライダーによって斬撃や投擲に活用されるなど、大輪剣との共通項を複数有する。
宇宙魔神ダイケンゴー:テレビ朝日系列で放送されたロボットアニメの一つで、主役ロボであるダイケンゴーの必殺技の一つに「回転大輪剣」が存在する。時系列上では同作の方が15年ほど早い。
スーパー戦隊追加武器