概要
物語中盤より投入された、メガレンジャーの強化ブレス。デジタイザーとは逆に右腕に装着して使用する。
テンキーの組み合わせによるコード入力機能が特徴のデジタイザーに対し、バトルライザーは本体に配された3つのスイッチを使い分ける事で、それぞれに対応した攻撃モードを使用する事ができるという機能が採用されている。
また、攻撃だけでなく巨大ロボの操作などに用いられることもあり、デルタメガの音声認識コントローラーとしての機能も備えている他、スーパーギャラクシーメガへの合体時には本体をバンドから取り外してコックピットにセットされ、必殺技の発動に用いられる。
当初は久保田博士から健太に託されており、しばらくの間は実質的にメガレッドの専用装備であったが、後にレッドがメガピンクに貸与した事もある他、物語終盤では量産され、TVシリーズでは耕一郎、千里、メガシルバー、久保田博士が、Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』ではメガピンクがそれぞれ使用した。
機能一覧
01モード | 打撃力を強化し、ライザーパンチ、ライザーチョップ(※)を発動。巨大戦ではスーパーギャラクシーナックルを発動 |
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02モード | 本体からレーザーバルカンを放つ。変身不能に陥る等の緊急時における機能 |
03モード | 超電磁合体の発動。物語後半では武器の威力を15倍にパワーアップさせる機能も追加され、ドリルスナイパーカスタム(Vシネマではキャプチャースナイパーも)使用時に活用された |
(※ カナリアネジラーが本装備を強奪した際には、同じ要領で「カナリアチョップ」「カナリアパンチ」を繰り出した事もある。)
玩具
放送当時に発売されたなりきり玩具は、上記の3つのモードをイメージしたサウンドギミックの他、「DXマルチ合体デルタメガ」に装着する事で若干ながらサウンドが変化するという機能も盛り込まれていた。
2018年にデジタイザーとともに「戦隊職人」レーベルで再商品化された際には、音声入力システムによるより細かなモードの使い分け(ライザーチョップ・パンチの切り替えなど)や、ギャラクシーメガのコックピットをイメージした台座も付属し、巨大戦時の機能も再現できるようになった。