スクリーム・ドーパント

すくりーむどーぱんと

仮面ライダーWの続編、『風都探偵』に登場する謎の敵対勢力“街”の1人が変身した上級ドーパント。

概要

“裏風都”を拠点として活動する謎の勢力「街」の一員であり、“スクリームのガイアメモリ”とガイアドライバーrexを使い変身する上級ドーパント。

絶叫をモチーフとした怪人だけあり、口の中に目玉があり、人の皮を被っているかに見える女性のような上半身を持ち、蜘蛛を思わせる筋足を生やしているなど見るものに生理的に嫌悪感を抱かせる悍ましい姿をしている。

アニメ版では上半身が鮮血を思わせる色合いになっており、より不気味さが増している。

なお体型ゆえしっかり乳揺れしており、視聴者からは困惑の声が漏れた。

変身者は幹部でもあるゴスロリ衣装の女性・五条一葉。長髪で左目が隠れているのが特徴。

その名の通り叫び声を超高周波に変換・放出する能力を持つ。これは相手の動きを阻害したり、対象や周囲をズタズタに引き裂くなど調節が可能で、「シュキィィィィィン（好き）！！」と言う奇声と共に超高周波を叩きつけるのがメイン。その威力は凄まじく、万灯雪侍からも「殺し方が惨すぎる」と言われるほど。

但し、威力の高い超高周波を放つ場合は、事前に脚を停めて体を震わせる動作が多々見られる為、威力を高める程に棒立ちになる＝隙を曝しているように見える。

また実体を持たない影の様に流体的な動きで移動することも可能で、高速形態であるアクセルトライアルのスピードに追い付くだけでなく、攻撃も捌くなど近接戦闘も難なくこなす。

またハイドープとして遠い場所から聞き取れる優れた聴覚を持つ。

さらに近接戦闘においてはガイアドライバーrex により他のメモリの追加挿入で、追加で他のメモリの能力を短時間使用可能である。

変身者の名前の由来は「五千円札」、「樋口一葉」と思われる。

コミックの巻末付録によれば、ガイアドライバーはデザイン段階で寺田氏に了承を得て付けたとされている事から、元々ドライバーを装着させる予定はなかったようだ。

また、デザイン段階では男性に近い容姿をしていたが、ネームの段階で女性的な感じになったとのこと。