概要
『仮面ライダーWreturns仮面ライダーアクセル』で存在が示唆されたドーパント。
メモリ自体は劇場版にて登場しており、仮面ライダーエターナルが披露したマキシマムドライブにて「ドリルのように回転する角の攻撃」として描かれた。
葛木葵らスリの元締めである「先生」と呼ばれる男がメモリを所持していたが、変身しようとした途端に照井竜によって素手でメモリを破壊され未登場に終わる。
ちなみにこの時、先生はガイアメモリ強化アダプターを併用して変身しようとしたため、もし変身に成功していたならば、強化版の姿も見られた事だろう。
能力は不明だが、エターナルのユニコーンマキシマムドライブや同じ馬系メモリで変身したゼブラ・ドーパントの能力から察するに角を使った攻撃を得意とし、脚力やスピードに優れたドーパントだったと思われる。
アップグレード版はたぶんこんな感じ…?
風都探偵
そして、漫画『風都探偵』にて同型メモリが登場。
スクリーム・ドーパントがガイアドライバーrexに追加挿入する形での使用となった。
左腕が鎧をまとったユニコーンそのものに変化し、肩からは2本の前脚が生えており、手にあたる部分は鋭い角が生えた馬の頭部になっている。
角による突きを得意としているようで作中ではアクセルに連続攻撃を仕掛け、最後はエネルギーを込めた一撃で装甲を破壊し、照井に致命傷を負わせた。
実写でメモリが2回も登場していたにもかかわらず、ドーパント態をお披露目することがなかったユニコーンだが、それから数年後の漫画で左腕のみであれどようやく怪人での姿が明らかになったのであった。
余談
ユニコーンメモリはT2ガイアメモリで初登場したメモリの中で、一般のドーパントメモリ版も公開された稀有なガイアメモリだったりする。
なお、ユニコーン・ドーパントが存在する事自体は双葉社刊『仮面ライダーの常識』(東映監修)で述べられている通り、公式で確定している様子。
彼が登場できなかった分、オーズからウィザードまでユニコーンをモチーフとしたキャラクターが活躍している…のかもしれない。
関連タグ
幻獣ユニコーン拳ハク:同じユニコーンモチーフの怪人。
メイン画像はあくまで有志によるイメージだが、このデザインには「上半身がユニコーンの全身をかたどった意匠(特に左肩がユニコーンの尾になっている点)」「騎士のような出で立ち」が共通している。