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呪霊直哉の編集履歴

2022-09-26 15:57:28 バージョン

呪霊直哉

じゅれいなおや

呪霊直哉とは、漫画『呪術廻戦』のある登場人物の成れの果てである。
※本記事には単行本未収録のネタバレ情報を含みます。閲覧の際にはご注意ください。













概要

死滅回游編で桜島結界上空から突如出現した(結界の総則により結界侵入直後に転送されたものと思われる)芋虫型の呪霊。顔面に目や口はなく、6個の穴が開いており、実際の芋虫の肢にあたる部分からは人間の腕が6本生えている。

死滅回游参加のアナウンスを促すコガネに「喧(やかま)シい。殺スぞ。」と怒声を飛ばしながら降下して死滅回游に参加。

桜島結界内で危険な術師、呪霊の排除をしていた加茂憲紀禪院真希の前に現れる。

強大な殺気にすぐさま臨戦態勢に入る二人だったが、巨大な見た目に反して圧倒的な速度で翻弄する呪霊に真希はある違和感を感じる。



「こんにちは、真希ちゃん」



その言葉でその正体を察した真希は口を開く。



「直哉か!!」



反応するように顔面の穴から直哉の顔が表面化し、不気味な笑みを浮かべながらこう告げる。



僕も来たで『っち


解説

作中初めて登場した元呪術師の呪霊。33話で「術師を殺す時は死後呪いに転じないように呪術で殺す」と言われていたため、呪力がない攻撃によって死亡した直哉が呪霊となるとは幾度か予想されていたものの、実際に呪霊になったと判明し騒然となった。登場人物が呪霊化して再登場するのは祈本里香に続いて2人目。ただし、リカは乙骨の力と互いの同意と縛りで偶発的に生じたものなので例外であり、厳密には直哉が初めて死後呪霊に転じた人物と言える。

呂律が回っていないような描写もあるが、明確に真希を狙って現れたことや、憲紀や術式(脹相との戦闘から赤血操術を激しく嫌悪)を知っていること、多くの呪霊を祓ってきたとの発言から、生前の記憶や人格は保持している模様。憲紀によるとこのようなケースはかなり不自然であるようで、本来はリカのように強い感情のみ残し、生前の人格を残さない状態が自然であるらしい。

その悍ましい姿は奇しくも憧れの存在が使役してた格納呪霊を彷彿とさせる。


🐛💨

192話で呪胎を経て、ゼルエル第10の使徒のような姿に変態。

呪霊としての等級は不明だが、生前が一級の中でも上位の実力者であり、あれほど拘っていた甚爾や五条と同じ『こっち側』になったと自称することから特級呪霊に相当する可能性がある。


197話で胴体を両断されるが、強さへの羨望と嫉妬からか、下半身の切断面から生前と同じ人間の上半身を生やし戦闘を継続した。


戦闘能力

術式・投射呪法

禪院家相伝・最速の術式。己の視界を画角として「1秒間の動きを24分割したイメージ」を予め頭の中で描き、その後に実際に自身の身体でその動きをトレースできる。

「過度に物理法則や軌道を無視した動きはできない」という縛りがあるが、作中では幼体時においても即座に音速まで加速していることから、呪霊となったことによる身体能力の向上・追加(滞空しているととれる描写がある)によるものなのか、生前よりも術式の自由度が増している。また、単純に体躯が大型化したことで、突進・打撃攻撃の威力も相応に向上していると思われる。真希を認識後、即加速し、加茂憲紀が反応すらできない程の速度で、数百メートルも地面を陥没させ、建造物を貫通し、森を吹き飛ばしながら対象に突進するなど、凄まじい戦闘力を手に入れた。


生前は戦闘の最中に術式を重ね掛けしても亜音速までにしか至らなかったが、幼体の時点ですでに音速を超えている。第2形態では身体にラムジェットエンジンに近い構造を得た。音速で吸気口から取り込んだ空気をラム圧と呪力で圧縮し、排気することで更に推進力を得ることで、その移動速度はマッハ3※に達する。

高速移動中は、その超加速で破壊されぬよう体組織の硬度が跳ね上がるが、その縛りにより高速移動中以外はそれほどの硬度はなく、憲紀の通常攻撃でもダメージは受ける(ただ呪霊の中で1番頑丈と言われる花御程ではないだけで、ゼロ距離の穿血をまともに受けても倒れない頑丈さはある)。


また、投射呪法の「一秒間フリーズ」により、空気を何層にも分けて空間に固定し、炸裂させるという応用を見せており、術式の使い方や自由度が人間時のそれを遥かに上回っていることが窺える。


※因みにマッハ3は1秒間に1km進む速度


領域展開*

時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)

黒い空間に巨大な膣・子宮・卵巣が浮かぶ領域。引き込んだ相手に本来術者の手で直接対象に触れければならない投射呪法の「一秒間フリーズ」が必中化する。

その術式対象はより細かくなり、細胞一つ一つに対して一秒間フリーズが適応される。一度体を動かせば細胞一つ一つの動きがずれ、全身にダメージを受ける。大きな動けば動かした部位が千切れる。

領域対策がなければかなり対応の困難な凶悪な領域であると言える。


真希らとの戦闘の最中、胴体を切断されるも人間の上半身を生やし、直後に領域を展開した。展開後のセリフから、初めて領域展開に成功した模様。


余談

  • 呪霊化してすぐに真希の前に現れる程真希に対して強い執着心を見せたことからかファンから「甚爾の限界オタクの次は真希の限界オタクか!!」「真希ちゃんのストーカーやん」と粘着系ストーカーとしてネタにされている。
  • 一部のファンからは「芋虫直哉」の愛称で呼ばれている。

⚠️本誌191話⚠️


  • 第二形態は骨ばった外見の為、一部のファンからは「骨哉」と呼ばれている。また、女性器に見えるという指摘もある。直哉が女性蔑視的な態度をとっていたことと何か関係があるのだろうか?

  • 顔に6つの穴があるが、直哉が左右の耳につけているピアスの合計数と一致しており、前述のコガネに対する口調も合わせて初登場時点で「正体は直哉なのでは?」と一部から考察されていた。また真希の騒動で死亡した名前が判明している術師の数とも一致しており、甚壱蘭太含む呪霊化した禪院家の集合体なのではないかとも考えられている。しかし呪具で殺されたらしい甚壱や、最後は自分達の勝利を確信して満足して死んだ蘭太が呪霊化するかは疑問である(術師は呪力で殺された者は呪霊化しないので、真希に呪具で殺された大半の禪院家の術師は呪霊化はしない)。

  • なぜ真希のいる桜島結界にたどり着いたかは不明。呪力を持たない真希は観測ができないはずだが…

関連項目

禪院直哉

禪院真希


祈本里香…人間が死後呪いへと転じた類似例。

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