CV:花江夏樹
概要
『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』に登場するゲストキャラクター。
猫のぬいぐるみの姿をしており、お子さまランチのテーマパーク・ドリーミアの園長を務めている。お子さまランチでこども達を笑顔にしたいと願っている。
ちなみに背中の部分をよく見ると、ジッパーの様なものがみられるが、これが何を意味しているのかについては不明。
演者について
花江夏樹氏は本作がプリキュアシリーズ初出演となる。
花江氏は本映画の出演が決まったコメントで
あのプリキュアに出演できるとは・・・ただただ嬉しく思いました。
ケットシーは本作でかなり重要な位置のキャラクターとのことで
そんな役を任せて頂けるなんて、頑張らなければなと今からドキドキしています。
見た目がとっても可愛いので思いっきり可愛く演じられればいいなーと同時に
可愛いだけじゃない・・・そんな一面も出せたらいいなと思います。
アフレコ頑張ります!
そして自分の娘達ももうすぐ2歳なので、一緒に鑑賞できたらいいな~と楽しみにしております。
是非皆様も劇場に足を運んで楽しんで下さいね!
と語った。
余談
なおケットシーというのは、ヨーロッパの伝承における妖精猫である。
関連タグ
ここから先ケットシーに関する重大な情報が書かれてあるので映画未視聴の方はネタバレ注意!!
彼こそは本作の黒幕でありラスボス。
その正体はれっきとした人間で、新たなエネルギーの開発に成功して注目を集めている若き天才科学者。おいしーなタウンにドリーミアを開園し、ぬいぐるみの姿で園長を務めながら、子供達を無料で招待し優しくする一方、ドリーミアに入ろうとするローズマリーを始めとする大人達は一方的に排除し、改良したデリシャストーンの力でぬいぐるみに変えてしまう。彼の真の目的は、復讐として大人を全員消し去り、世界を純粋な子供達だけのものに作り替える事だったのだ。
彼は幼少期から天才的な頭脳の持ち主であり、その頭脳を買われてとある研究所で大人達に協力していた。最初は褒められるがまま様々な発明をして、人々の役に立てると思っていたが、研究所…いや「世界征服を企む悪の秘密結社」的な謀略反乱組織の一党に等しい極悪非道で悪魔同然の大人達は、彼の発明を世界征服に利用しようとしていた。それに気付き抗議しても、「夢や理想など子供染みた幻想」として馬鹿にされてしまい、彼は極一部の極悪人による謀略とはいえ大人に対して憎悪や不信感を募らせる様になってゆく。
そして彼はデリシャストーンの力で「悪の砦」同然の研究所の大人達をぬいぐるみに変えて自由の身となり、ドリーミアを開設して子供達を喜ばせながら、同時に大人に復讐するべく世界を作り替えるという計画を推し進めていた。
一方で、騙されていたとはいえ、「世界征服」という許されざる悪事に加担してしまった事に負い目を感じており、コメコメ等に対して「僕みたいな大人にはなって欲しくない」と吐露している。
実は彼は昔、ゆいと出会っており、詳しい経緯は不明だが、雨の中、傘も差さずに街を彷徨っていた時、幼いゆいによって『なごみ亭』に招かれ、ゆいが精一杯作ってくれたお子さまランチを御馳走になった。笑い方も忘れていた彼は、そのお子さまランチの味に涙し、自分がゆいから受けた笑顔を皆に分けたいという夢を抱く様になったが、上記のような経緯もあって、いつしかその夢は「大人の排除」という歪んだ形になっていた。ゆい=キュアプレシャスはケットシーがあの日の少年だと思い出して躊躇するも、彼の笑顔を取り戻すべく戦いを挑んでゆく。
最終的にはドリーミアを巨大ロボットにして、プリキュアたちに襲い掛かるが最後はゆい達の
「プリキュア・プレシャスエターナルドリーミア」を受けたことで本来の人間の姿に戻り、「汚い大人になった自分はお子様ランチを食べる資格はない」と言っていたがゆいとコメコメに諭されて目の前に出現した「思い出のお子様ランチ」を食べたことで本来の自分を取り戻した。その後、自らの罪の償いの為にゆい達の前から立ち去ろうとするが、コメコメから夢を肯定してくれたことを感謝される。
事件後、とある所でお子様ランチが看板メニューのレストランを開くことになった。
関連タグ(ネタバレ有)
ジョージ・クライ&ドクター・トラウム:早い話が彼らを始めとしたクライアス社の現代版である。
フラン、どみねすとろんぐ:彼と同様にある出来事を境に自分を利用した愚かな人間たちに対して復讐を開始した者達。
ミュウツー:同上。ただしこちらは自分を生んだ人間のみならず世界に対して憎しみを抱いていた。
シャロン ← ケットシー → ???