概要
転生前は三上悟と言う37歳独身男性であったが通り魔に襲われ命を落とした後に無性別であるスライムに転生。
無性別であるため、擬人化する際も完璧なつるぺたボディ。
その容姿が可憐な美少女にも、幼げな美少年にも見える大天使(魔王)。
これは擬人化した際の容姿のベースが前世の自分ではなく、葬送のために捕食したシズさんである事が理由(スライムは捕食したものにしか擬態できない)。
作中では話が進むにつれて成長体も登場している。
(左端が10歳ほどだとして右端が20前後の容姿となっている)。
(本人の魔素量の増加に伴って登場していくのだが、形態変化でサイズ変更は自由な為、状況によって使い分けている)。
上のイラストの右端の成長(最終)形態は端麗な女神(魔王)、優美な青年悪魔(魔王)などとファンの間でも評される(ちなみに女神発言を作中で初めてしたのはとあるオサーンである)。
スピンオフ作品『転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方27話』ではホブゴブリン、ドワーフら配下達の間で、誰がリムルの正妻にふさわしいかと論争する際に、側近の鬼人らが男女とも挙げられてしまっていた(シオン、シュナ、ベニマル、ソウエイ)。
※因みにソウエイの名を挙げたのは天井から見張ってリムルに連絡していたソーカである。
アニメ版ではカットされているが、丘の上で計画に乗る事をヨウムが決断し、リムルが握手を求める為に人型に変身。初めて見たその姿にヨウムは驚き、顔も赤らめていた。
これを元にしたのか、スピンオフ作品『転スラ日記〜15日記目』ではヨウムの英雄化計画の思案中に、美しき魔物の姫リムルを助ける英雄ヨウムという内容が(報告書の案の中で)登場してしまった。
ボツになったので大丈夫かと思いきや、なぜかこの話が広まったらしくリムルが魔物の美しき姫であることにされてしまっている発言が民衆から聞こえたり、何故か物語ができたりそれが何故か上映中止の張り紙が貼られた看板があったりする。
本人の意識としては前世の事もあり男湯に入ろうとしたりする(何回か入ったことがある)のだが、その容姿で男性陣が暴走することを危惧したシュナ達によって女湯や個人風呂に隔離されている(作中では基本的にスライム姿で入浴している)。
また見た目に精神面が引っ張られているのか、無意識の内に色気を放ったり、扇情的な仕草してしまったり、無防備な姿を晒したりと周囲を惑わす事も少なくない。
また、転スラ日記では(既に暴走しているのか)シュナやシオンの2人組とユウキ(未遂)がメイド服やバニーガール、十二単など女性物の服を着させられることもある。ユウキに至ってはかなりの数の女性物の服をわざわざ用意したほど。
擬人化せずともスライム特有の丸っこい愛くるしさから、シュナやシオンらなどの間で取り合いになることもたびたびあり、スライム姿でも人型でも関係なくテンペストの国民たちから慕われている。
一部のストーk・・・イケメン執事からは尋常じゃないくらい慕われすぎな気もするが。
上記した通りシズさん達のように召喚された訳でなく、転生して異世界の地に新しく生まれ落ちた訳であり、スライムとしてのリムル本来の肉体的年齢は、覚醒魔王に進化した直後の段階で凡そ二歳である。
変身による性別変更も可能だが(正体を隠す以外では)作中ではほぼ使用していない。(シズの背徳感から女性でいるのを避けているのもあるが、)下手に使用すれば正妻戦争が激化する可能性が高いのではと思われる。
もっとも無性別のままでも勃発するであろうが。
何より擬人化しなくても、上記したように既に修羅場になるのを避けられてはいない。
前述の通り基本人格のパーソナルは男性ではあるが、転生後はスライム=無性別扱いされ続けているので、パーソナル面の仔細は置いていかれている。劇中の彼ら/彼女ら、そしてこの作品のファンもリムルを男女どちらでもあり、どちらでもなく見ることのできることがこの作品の人気を博してる要因の一つであると言えるのだろう。
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