「ママの作ったピンクのハンバーグ、ピンクのハンバーグ」
CV:檜山修之(2話)他
概要
ゴーマ族が使役する下級兵士で、本作における戦闘員ポジションのキャラクターである。
共通項として1つ目を有するゴーマ怪人に対し、このコットポトロは逆に目が無い代わりに唇だけの顔を持ち、タキシードのような服装に身を包んでいるのが特徴である。また、人間への変身も可能であり、全員ではないが言葉を話せる個体も存在する。
ゴーマ怪人やシャダム中佐などの幹部の下について作戦行動に従事しており、口紅歌姫配下の楽団員風の姿やサボテン将軍配下の軍服姿、それにゴーマ宮にて元老院に仕えていると思しき和服と烏帽子姿の個体など、作戦を指揮する者によって服装が異なる場合もある。
また基本的な武器として、細身の剣や棒状の武器が配備されているが、これ以外にも機関銃やシルバートレイなど、作戦指揮者や状況に応じて異なる武器を使用する場合もあり、中には自転車やローラースケートを駆使し、奇抜な集団戦法を取った一団もある。
備考
デザインは篠原保が担当。「もうこれしかないでしょ?」と、全く悩むことなくデザイン作業に当たれた一体であるが、その分造形の段階になって面の裏側をどうしようかと、後から考え込んでしまったとも語っている。
また篠原はコットポトロについて「戦闘員っぽくないと言えば戦闘員っぽくない」「戦う感じがしない」とその印象に触れつつ、こうした戦闘員としては異色な部分を、企画段階から深く関与していた小林義明も気に入ってくれたのではないかと分析している。
前述の通り、作中では折に触れて喋ることもあったコットポトロであるが、このうち第2話に登場した個体の声は、同話数でガマグチ法師を演じた檜山修之が兼役として当てており、記事冒頭に示した台詞(リンの動向を暗号として伝えたもの)はこの時のものである。
関連タグ
ゴーレム兵→コットポトロ→ドロドロ(カクレンジャー)