ピアスの少年
ぴあすのしょうねん
＞「説得する」
「挑発する」
「勧誘する」
「歌う」
概要
女神異聞録ペルソナの主人公で『ピアスの少年』というのはペルソナ2 罰からの通称。異聞録の時点ではデフォルトネームが存在しなかったため、罰で便宜上付けられた。
なお、彼のしているピアスは地味なもので（特に『異聞録』当時のゲーム画面では確認が困難）、実際のところ通称として使えるほど特徴的なパーツではない。
「セベク篇」では園村麻希の見舞い中に異世界化現象が発生し、その原因を探り脱出を試みる際にリーダー的存在になる。
「雪の女王篇」ではとある封印を解いてしまったのがきっかけで学園が氷結異世界かしてしまい、その責任を取らされる形で12枚の鏡の破片を探す事となる。
人物
聖エルミン学園に通う高校2年生の少年。
ごく普通に日常を過ごしていたが、御影町に突然発生した異変に巻き込まれることになる。プレイヤーの分身となるキャラクターであるためか、ゲーム中ではほとんど台詞が用意されておらず、際立った個性も特にはない。ただ仲間たちから重大な選択を任せられるあたり、信頼されているようだ。またプレイヤーの行動によっては、自らが異変の原因となってしまうことも。
園村麻希や桐島英理子から好意を寄せられており異性にモテる様子。
初期ペルソナは『EMPEROR セイメンコンゴウ』
専用ペルソナは『EMPEROR アメン・ラー』
使用武器は片手剣とマシンガン。戦闘でのコンタクトコマンドは「説得する」「挑発する」「勧誘する」「歌う」の4種で「歌う」がコンタクトであまり役に立たない事から、二次創作では音痴扱いされる事がある。
そしてテレビCMや公式イラストの影響かヴィシュヌといっしょに描かれることが多い。
容姿
ファンから「寝癖」と形容される毛先のはねた黒髪に、目立つアクセサリーや着崩しが無く真面目に着こなしている制服が特徴的。だが、同作のメインキャラとしてはかなり地味な出で立ちで、「ピアスの少年」と名付けざるを得なかったのもうなずける。
なお、髪の色は立ち絵でこそ真っ黒に塗られているが、戦闘時のグラフィックは青で表現されている。その影響か、二次創作では寒色系の髪色で描かれる事が多い。
海外版ではデザインに手が加えられており、白い肌に青い目・オレンジの髪色・それほど派手に跳ねてはいないヘアースタイル・ピアスも無し・そもそも顔つきが全然違う…と、首から上はほぼ別人になっている。
