概要
新生児、乳児、生後12ヶ月位の幼児への総称。人間以外の動物の子供にも用いられることがある。
また、「赤ちゃん」という呼びの由来は新生児・乳児が、霊長類のように顔を赤くしていることからといわれる。
純真無垢で、生まれながらに触覚、聴覚、嗅覚が備わっている。抱っこをする体温を感じて安心感を感じたり、吸引力も発達しておりおっぱいを飲むことができる。
一方で暗い胎内にいた為に視力は殆ど発達しておらず、視力が1.0になるのは5歳くらいと言われている。最初は明暗、徐々に白黒、赤青黄などの色を認識していくようになる。赤ちゃんや小さい子がお洒落な色より単調な色を好むのはそのため。
「赤子の手をひねるようなもの」ということわざがあるように、非力なイメージも強い。
が、「話が通じない上に大きな声で泣き、大の大人も困ってしまう」という側面も併せ持つ。
そのためか、ゲーム作品においては強力なボスキャラのモチーフとして採用されることも多い。
(かの名作ホラーゲームとか名作アクションRPGとか、某アトラスから発売されたあれとかこれとか、最近だと大人気シリーズ8作目のこいつとか)
赤ちゃんの相手は本当に大変
赤ちゃんと一緒に暮らしてから実際に大変さに気付かされることも多い。
まず赤ちゃんは話ができない為に意思伝達手段が泣く事しかできず、しかもその泣き声は聴いているものに焦りを与えるようなものになっている。逆に心地よいものだとスルーされてしまうので、不快な音になっているとされている。言う事を聞かないのは言わずもがな。
生まれてしばらくは昼夜問わず三時間置きの授乳を必要とし、体内時計がうまく出来ていないため夜でも起きる。「赤ちゃんは殆どの時間を寝て過ごす」とされているが当然個人差があり、しかも一度の睡眠でぐっすり寝る訳ではなく、成長するまでは浅い眠りを何度か繰り返すケースも多い。夜泣きで寝不足に苦しめられる親も大勢いる。
また赤ちゃんは安全面からひとりにはできない上に、授乳時間と赤ちゃん自身の体力の関係で長時間の外出も困難。赤ちゃんと遠くに出かける時は哺乳瓶やミルクやおむつに着替え等、大人の倍以上の荷物が一緒について回る事になる。完母でも出かけ先に授乳室があるか確認が必要で、赤ちゃんの授乳時間にあわせて移動するようである。当たり前な話で親は誰かに預けない限りは、どこに行くにも子どもが常について回るのである。そのため親はなかなか自由に外出することができず、出産してから美容院にすら行けない母親たちもザラにいる程。赤ちゃんが大人の都合の良いように合わせる事はできない。我慢するのは赤ちゃんではなく大人の方なのである。
赤ちゃんが生まれた後は親は自由な時間を取れないし、育児がうまくいかなくてイライラしてストレスを溜めてしまう事も決して少なくない。残念な話だがこうした事が虐待に繋がってしまうケースも多い。赤ちゃんも触覚や聴覚が備わっている為、声のトーンや緊張感で親の苛立ちを感じているとされている。例え言葉がわからなくとも、苛立った声や怒鳴り声は赤ちゃんにとっても「怖いもの」なのである。
そのため限界を迎える前に周りの助けや、市区町村の一時預かりサービスの利用などが推奨されている。
赤ちゃんはかわいい
赤ちゃんは誰かの庇護がなくては生きていけない為、他人が見れば可愛いと思えるような造形をしていると言われている。特にもちもちした綺麗な肌は触り心地抜群。
できる事が増えて成長したり、抱っこをして喜んでいるのを見ると育てている親も嬉しくなるものである。普段が大変だからこそ、寝ている時が親がゆっくりできる時であり、寝顔が天使に見えたりする。
赤ちゃんによって性格は個性があるものの、打算なく純粋に喜んだり泣いたり、少しずつできる事が増えて成長するところはいつの時代でも変わらない。赤ちゃんと呼ばれる期間は1歳までなので、僅かな貴重な時間を大切にしよう。
別名・表記揺れ
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関連タグ
あかちゃんまん(それいけ!アンパンマンのキャラクター)