ガラナ(ポケモン)
がらな
概要
シンジュ団のキャプテンの一人で、ヒスイ地方の東の沖合にある火山島・火吹き島の島キング・ウインディの世話役を務める女性。
大きさの異なる2匹のガーディを相棒としている。以前世話をしていた島キングのウインディは海の事故で亡くなっており、小さいほうのガーディは先代島キングの子供でもある。
「支えるべきキングが不在、後継者の育成も不十分」としてキャプテンの資質を疑問視されており、そのことに心を痛めているカイから島キングの後継者育成を依頼される形で邂逅することとなる。
ただし後継者の育成に消極的なのには理由がある。先代キングの子供のガーディは、自分を助けた父親が亡くなったトラウマで臆病な性格になってしまった。ガラナはガーディの気持ちに寄り添い、悪評を受けることを承知でキングの後継者として育成していなかった。
設定資料によれば、泳ぎは得意だったものの過去の事故のために水やみずタイプのポケモンが苦手になってしまっているらしい。(「設定資料集 登場人物編」『Pokémon LEGENDS アルセウス 公式ガイドブック【完全版】』、元宮秀介&ワンナップ、2022年4月、414頁)
コンゴウ団のススキには、先代ウインディの事件の際にガラナ自身も助けてもらった恩があり、彼のことを慕っているのだが、評価の良くない自分と関わっているのを見られることでススキにまで悪評が及ぶことを恐れ、表立って会わないようにしている。
団長のカイとは長の座を競い合った仲らしく、年齢差はあれど親しげにガラナちゃんと呼ばれることが多い。一方で彼女自身はそう呼ばれることを快く思っておらず、シンジュ団の長としての自覚を持ってほしいという思いからなのか、主人公などの人前では呼び捨てにするように度々注意している。
雪ほどきし二藍では最終話のEDイラストで登場。
カイのトレードマークともいえる髪飾りはガラナからのプレゼントであった事が判明した。