ガラナ
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がらな
ガラナとは炭酸飲料の原料となる南米産の植物。
ムクロジ科ガラナ属のつる植物。一般的には炭酸飲料であるガラナ飲料が知られる。日本では北海道限定品として知られるが、北海道ではコカ・コーラが上陸するより前にガラナ飲料が定着したためである。
ブドウのように房状に生る赤い外殻の実と、その中に白い膜で覆われた黒い種子が入っているのが特徴。熟すと殻が割れて中身が露出するのだが、その時の光景は“人間の目玉だけが密集して蔓に生っている(ように見える)”というかなり強烈なものである。南米のグアラニー族は種子を粉にして練った物を必要に応じてすりおろし、砂糖とともに溶かしたモノを飲料として親しんでいる。日本でも滋養強壮や疲労回復の効果がある事に着目し、ガラナが配合されたチョコレートなどが販売されている。
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紡ぎ
ケーシィといえば逃げ足の速さである。どんなに足音を殺してもすぐに気付かれ、掻き消える。ムラでも集落でも、ケーシィに襲われた、と言った話はとんと聞かない。運悪く血気盛んなオヤブンに遭遇でもしない限り襲われることはない、というのが多くの民の共通認識であった。 であるからして、殆どの民はそもそもにして実物のケーシィなるポケモンを見たことがなかった。シンジュの里の民も当然殆どが馴染みなどなかった。エイチ湖まで登っていけばたまに見かけるハズなのだが、ユンゲラーばかりで印象に残らないのだろう。ので、里の者にとってケーシィと言われて思い浮かぶのは、黒い外套を常に羽織ったキャプテンの相棒である。常にふわふわと地面から浮いている不可思議なポケモンは、子ども達の注目の的であった。 初めは怖がっていた子ども達も、今となっては慣れたのかペタペタと身体中を触ったり撫でたりと構いにくるまでになった。 ケーシィは思う。 こいつらはねんりきを何回耐えられるだろう? サイコキネシスなら何回耐えるのだろう? 「……」 翳す右手の前に、頭。 「……シィ」 どうせ試すならノボリにしよう。初めては、ノボリに。 ケーシィは腕を下ろした。6,777文字pixiv小説作品 - ヒスイの地の中で
彼に抱いたそれぞれの印象
ノボリとキャプテンとの話。 ・ニムロドのような ハマレンゲとノボリ ・見るのは所詮見て呉れ ガラナとノボリ 他の二人の話も纏めて書こうとしたのですが、二人分で予想以上に長くなってしまったので分けます。 見た目で誤解を受けそうだけど、何も知らない分からない地と環境で生きるノボリさんはきっと誰よりも痛みを知っていると思います。だからこそ、誰かの少しでも支えになっているだろうという思いから書きたくなった話です。 読んでくださり、他の作品にタグを付けてくださったりとありがとうございます。 !注意! ・妄想と捏造の産物です。29,546文字pixiv小説作品