曖昧さ回避
花のひなげし
※1 花の解説。
※2 キャラ名記事。
キャラクターのひなげし
- メルクストーリアの登場人物⇒ひなげし(メルスト)
概要
『幽遊白書 冥界死闘篇 炎の絆』に登場する映画オリジナルキャラクター。
ぼたんの幼馴染。もとは霊界の住人だったがコエンマの秘書だった頃に失態を犯して人間界の重根神社の巫女として下積みを積んでいた。彼女も他の霊界案内人と同様に櫂で空を飛ぶ。
映画本編では重症のぼたんに変わり幽助たち4人と共に行動する。
肩より上で切りそろえた赤毛で頭頂部に火の玉のようなアホ毛がある。
アニメ版の蔵馬と同様に赤毛に緑目である。
人間界で巫女をやっていたせいかずっと巫女服を着ている(霊界でもこの格好なのだろうか)。
ぼたんを助けに行く際に、鉢巻き、襷、袖捲りといった格好も見せてくれる。
解説
本作は(商業的およびファンサービスとして)ぼたんがメインヒロインのような扱いを受けており後半は囚われの姫状態になるストーリーであり、タイトルの「炎の絆」が示すように仲間同士の強い結び付きがテーマである。
メイン4人がひなげしと共に敵の本拠地に立ち向かう際、ぼたん(余談でひなげしも)への想いが1番の原動力になっているものは誰一人いない。もちろん仲間としてぼたんや霊界を助け出そうとはしているが、それぞれの感情の起爆剤となっているのは以下の通り。
一方でぼたんの事で本気で泣いたり悔しがったりしているのが映画オリジナルキャラクターのひなげしである。彼女の存在意義は「ぼたんへの想いが1番の原動力」に集約されている。
逆に言えば「ぼたんへの想いが1番の原動力」なキャラを映画オリジナルキャラとして制作する必要があるほど、ぼたんをメインヒロインとして扱うのかがどれだけ難しいかが窺える。
そもそも、ぼたんの読者人気が高い理由の一つに「異性の影がない」ことが挙げられる。
なので原作の組み合わせだと同じ理由で余ってしまう蔵馬の対人関係に黒鵺を追加した結果、大きいお姉さんたちの心にクリティカルヒットしたことは言うまでもない。
彼女のイメージソング「あなたを抱き締める私でいたい」の「隠さないで」「抱き締める」とう歌詞は「勇気の矢を射る」「戦うそうじゃ(ソルジャー)」「ジグザグジグ」等と並ぶ幽白ソングの誤解を呼ぶ歌詞であり、炎の絆・本編を見れば本来の意味が分かります(変な歌詞はスタッフが意図して入れているという噂があった)。
下積み時代のひなげしが冥界玉を隠し持っていたら霊界が滅んでいたかもしれない。
余談
炎の絆本編では一貫してロリ系であるが、広告用イラストからはそうは見えない。これは広告イラストの担当(アニメ本編のメインキャラのキャラデザ)がロリキャラを描くのが苦手なため。
幽白のアプリゲーム・マジバトでちゃっかりぼたんがひなげしにそっくりの巫女服を着ていた。