概要
ヨーロッパ原産のケシ科ケシ属の一年草で、茎に剛毛が生えているが、葉には毛がない。
草丈50cm~1mで、4月から6月にかけて大きな4弁花を開く。花びらはとても薄く繊細で、セロファンで作った造花のようである。同属のケシやオニゲシとは、葉に毛がないところで区別することができる。
漢字では雛罌粟、雛芥子と書く。別名は虞美人草(グビジンソウ)で、『史記』に登場する虞美人の故事に由来する。中国語では雛罌粟、虞美人草などの他、単に「虞美人」とも書かれる。
フランス語ではコクリコ、スペイン語ではアマポーラ、英語ではシャーレーポピーと呼ばれている。
花言葉は「いたわり」「思いやり」「恋の予感」「陽気で優しい」「想像力」。
- 赤い花は「慰め」「感謝」「喜び」。
- 白い花は「眠り」「忘却」。
- 黄色い花は「富」「成功」。